【書評】なるほどデザイン〈目で見て楽しむ新しいデザインの本。〉
※当ブログはアフィリエイト広告を利用しています。
良いデザインをするためには、まずはその「目的」について深く考えるようにしましょう。誰に何をどんな風に伝えたいのか。編集意図、世界観、コンセプト、切り口、メッセージ。言葉はいろいろありますが、大切なのは、デザインの目的について理解し、それにふさわしい姿カタチはなにか?を追求することにあります。
この本をネットで見かけた時に、「目で見て楽しむ新しいデザインの本」というコピーがずっと気になっていて、先日本屋でパラパラとページをめくって見てみると本当に楽しかったので、即買いしました。
デザインをする上で基本的なことが書かれているので初心者向けと思いきや、ある程度経験のあるデザイナーでも度々読み返して頭の中を「楽しく」整理するのに役立つ本です。この「楽しい」というのがこの本のポイント!
本自体のデザインやレイアウトが素敵なのはもちろんですが、とにかく作例が豊富で、デザインのコツ・考え方・論理・決まりごとなどがパッと見て直感的に理解することができるので、記憶にも残りやすいです。最近はちょっと難しい技術書や契約書に関する本を読むことが多かったので、仕事関係の本をワクワクするような気持ちで読めたのが新鮮でした。
読んでいてデザインがしたくなる本です。経験のあるデザイナーさんにも、ちょっとした息抜きにオススメです!
Webデザインで役に立つ本を以下の記事でご紹介しています。