Adobe CCの適格請求書は購入先で変わる!Amazonは要注意?インボイス対応を比較
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Adobe CCはインボイスに対応しているの?
Adobe Creative Cloud(以下Adobe CC)を業務で使っているフリーランスや個人事業主にとって、経費処理は避けて通れない作業です。特にインボイス登録(課税事業者)をしている方は、「適格請求書がもらえるかどうか」が購入する際の大事なポイントになります。
実はAdobe CCは、購入先によって適格請求書の発行対応が異なります。この記事では、購入先別の対応状況と、インボイス登録者が損をしないための注意点をまとめました。
※本記事は、私が実際に確認した範囲の情報をもとにまとめています。販売元・販売形態・時期によって案内が変わる場合があるため、最終的には購入画面の表示をご確認ください。
【この記事を書いた人】
Adobe使用歴20年以上のフリーランスWebデザイナー。Adobe CCを何とか安く使うべく常にセールや動向をチェックしている、Apple/運動好きな2児の母。プロフィール詳細
目次
Adobe CCの適格請求書(インボイス)対応は購入先で異なる
Adobe CCは、購入先によって適格請求書が発行されるかどうかが変わります。
私が気になったのは、AmazonのAdobe CCオンラインコード版の商品ページに掲載されている「適格請求書が発行されません」という注意書きでした。
Amazonなら当たり前に発行されると思っていました…。
そこで、他の購入先ではインボイス対応がどうなっているのか調べてみました。
インボイス登録をしている個人事業主やフリーランスの方は、適格請求書(領収書)がないと仕入税額控除が受けられず、消費税分の負担が増えてしまう可能性があります。購入前に適格請求書の発行対応を確認しておくと安心です。
本記事では、私が実際に確認した以下の購入先ごとのインボイス対応状況を解説します。
調査対象のAdobe CC購入先
- Adobe公式サイト
- Amazon
- アドビプラチナスクールパートナー
ヒューマンアカデミー
/デジハリ・オンラインスクール/アドバンスクールオンライン
- ヨドバシ・ドット・コム
【購入先別】Adobe CCの適格請求書の発行対応
Adobe CCの主な購入先と、適格請求書の発行対応状況をまとめました。
| 購入先 | 適格請求書 | おすすめの人 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| Adobe公式サイト | ○ | 適格請求書を確実に受け取りたい人 | セールは基本「新規」中心 |
| Amazon | × or △ | 購入前に「対象かどうか」をチェックできる人 | オンラインコード版は対象外の可能性あり(商品ページを要確認) |
| アドビスクールパートナー ヒューマン・デジハリ・アドバン |
○ | コスト重視・学習も一緒に進めたい人 | 受講条件・更新方法は各スクールで確認 |
| ヨドバシ・ドット・コム | ○ | 普段から量販店を使う・ポイントを活かしたい人 | 未記載の場合は問い合わせが確実 |
それぞれ詳しく見ていきます。
Adobe公式サイトで購入する場合

Adobe公式サイトから直接購入した場合は、適格請求書が発行されます。
アドビは2025年10月3日より、日本国内の取引をアドビ株式会社(Adobe KK)を通じて行っています。適格請求書発行事業者登録番号はT7010701011841です。
Adobe公式サイトの参考記事
請求書・領収書は、Adobeアカウントの注文履歴からダウンロードできます。月々払い・年間一括払いのいずれでも発行されるため、インボイス対応を重視する方にとっては安心感があります。
2024年の請求書なので適格請求書発行事業者登録番号が以前のものになっています。
なお、以前はアイルランド法人(Adobe Systems Software Ireland Limited・登録番号T3700150007275)からの請求でしたが、2025年10月以降はアドビ株式会社(日本法人)からの発行に切り替わっています。
Amazonで購入する場合

AmazonでAdobe CCのオンラインコード版を購入する場合、適格請求書は発行されません。パッケージ版については、適格請求書の注意書きが書いてあるものとないものがあり、注意書きが書いてないものについては、購入前に確認した方がよいかもしれません。
Creative Cloud Proのパッケージ版には「適格請求書が発行されません」と書かれているので、他のソフトも発行されないと考えられますが…。
Amazonで適格請求書の注意書きがない主なソフト
- Illustrator パッケージコード版
- Lightroom オンラインコード版
- Acrobat Pro (サブスクリプション版/パッケージコード版)
Creative Cloud Proを購入した時の領収書。登録番号の記載なし。
Amazonで販売されているオンラインコード版のソフトは、商品によって「課税対象外」として扱われ、適格請求書(インボイス)の交付対象外になっていることがあります。Amazonビジネスにおいても「オンラインコード版のソフトウェアなど、課税対象外の商品を購入する場合は適格請求書を受け取れない」と案内されています。

上記のAmazonレビューのように指摘されている方もいました。
インボイス登録者の方は、仕入税額控除の面で影響が出る可能性があるため、Amazonで購入する場合は「対象かどうか」を見てから判断するのが安心です。
※オンラインコード版の扱いは商品・販売元・購入方法によって変わることがあります。購入前に商品ページの案内や、注文画面で適格請求書の対象になるかどうかを必ず確認してください。
アドビスクールパートナーで購入する場合

アドビ認定のスクールパートナーであるヒューマンアカデミー
、デジハリ・オンラインスクール、アドバンスクールオンライン
から「Adobe CC付きオンライン講座」を購入した場合、スクール側から適格請求書が発行されます。
各校のサイトでは以下のように記載されています。
- ヒューマンアカデミー:ご利用ガイド ≫ お支払いの領収「領収書記載内容・注意事項」
- デジハリ・オンラインスクール:申込・お支払い手続きについて|領収書の発行は可能ですか
- アドバンスクールオンライン:よくある質問|適格請求書(インボイス)の発行は可能ですか?
アドビスクールパートナー経由の購入は、学生・教職員版のAdobe CCが使える(社会人でも受講生として利用可能)ため、コストを抑えながらインボイス対応もできるのが大きな利点です。
デジハリで購入した時の領収書
各スクールの詳細については、以下の記事でくわしく解説しています。
ヨドバシ・ドット・コムで購入する場合

すべての家電量販店で確認していないのですが、ヨドバシ・ドット・コムでAdobe CCでオンラインコード版を購入した場合、「適格請求書としての要件を満たした、登録番号記載の領収書を発行する」との回答がありました。※問い合わせ済み
ヨドバシカメラは適格請求書発行事業者として登録されており、会員ページ内の「ご注文履歴」からPDFで領収書をダウンロードできます
領収書の下部に登録番号が記載されています。
インボイス登録者はどこでAdobe CCを買うべき?
インボイス登録をしている個人事業主やフリーランスが、Adobe CCを購入する際の判断ポイントをまとめました。
適格請求書の確実さで選ぶなら「Adobe公式サイト」
Adobe公式サイトからの直接購入は、アドビ株式会社が適格請求書発行事業者として登録されているため、最も確実に適格請求書を取得できます。
月々払いのプランが選べるのもAdobe公式サイトだけの特徴です。月々の支出を平準化しつつ、毎月の請求ごとに適格請求書が発行されるため、経理処理もしやすくなります。
セール時には最大50%OFFになることもあるため、コスト面でも検討の余地がありますが、公式サイトのセールは基本的に新規購入者が対象となっています。
Adobe CCのセール時期や割引率の詳細は、こちらの記事で詳しくまとめています。
コストを抑えつつインボイス対応するなら「アドビスクールパートナー」

アドビスクールパートナーのひとつである「デジハリ・オンラインスクール」
「できるだけお得に買いたいけど、適格請求書も必要」という方には、アドビスクールパートナーの「Adobe CC付きオンライン講座」がおすすめです。
アドビプラチナパートナースクールのヒューマンアカデミー
、デジハリ・オンラインスクール、アドバンスクールオンライン
は、「学生・教職員版Adobe Creative Cloud Pro1年分 (以下Adobe CC Pro)」とAdobeソフトを学べる「オンライン講座」がセットになったパッケージを68,800円で提供しています。
社会人でも受講生としてAdobe CCを使うことが可能で、スクール側から適格請求書も発行されます。Adobeソフトの学習コンテンツもセットになっているため、スキルアップとコスト削減を両立したい方には特に合っている選択肢です。
アドビスクールパートナーについては、以下の記事で詳しく解説しています。
Amazonは「適格請求書が不要」または「」事前チェックできる人」向け
AmazonではAdobe公式サイト同様に度々セールが行われ、ポイント還元も含めると割安に購入できるケースがあります。Adobe公式のセールは新規購入者が対象ですが、Amazonのセールは基本的には既存ユーザーも購入可能なことが多いです。
インボイス登録をしていない方や免税事業者の方であれば、適格請求書の有無を気にする必要はないため、セール価格のメリットをそのまま活かせます。
一方、インボイス登録者の方は、オンラインコード版などで適格請求書の対象外になる可能性があるため、購入前に表示を確認したうえで判断するのが安全です。
そもそも適格請求書(インボイス)とは?
適格請求書(インボイス)とは、2023年10月1日に始まった「適格請求書等保存方式(インボイス制度)」で定められた、一定の記載要件を満たす請求書等のことです。仕入税額控除(支払った消費税の控除)を受けるために、原則として「一定事項を記載した帳簿」と「適格請求書等」の保存が必要になります。
適格請求書には、発行事業者の登録番号(Tから始まる13桁の番号)、取引内容、税率ごとの消費税額などが記載されている必要があります。
適格請求書が必要な人・不要な人
適格請求書が必要になるのは、消費税の課税事業者(インボイス登録済)として申告を行っている方です。
具体的には、以下のような方が該当します。
適格請求書が必要な人
- 適格請求書発行事業者として登録しているフリーランス・個人事業主
- 課税売上高が1,000万円を超えている事業者
- 任意でインボイス登録を行った事業者
免税事業者のままでインボイス登録をしていない方は、仕入税額控除の仕組み自体が関係しないため、適格請求書の有無を気にする必要は基本的にありません。
ただし、経費処理では領収書や請求書などの証憑は必要です。消費税の控除目的ではないとしても、購入記録(注文履歴・領収書)はきちんと保存しておきましょう。
適格請求書がないとどうなる?
適格請求書がない取引では、原則として仕入税額控除が適用されません。つまり、Adobe CCの購入にかかった消費税分を、自分が納める消費税から差し引くことができなくなります。
例えば、Adobe CC Proの年間プラン一括払い(102,960円)を購入した場合、消費税相当額は約9,360円です。適格請求書がなければ、この約9,360円分の控除が受けられず、この部分の取り扱いで不利になる可能性があります。
ただし、2026年9月30日までは経過措置として80%の控除が認められているため、現時点では全額が控除不可になるわけではありません。経過措置の詳細は次で解説します。
経過措置と今後の控除割合の変化
経過措置とは、適格請求書がない取引でも、一定期間は消費税の一部を控除できるという期間限定の救済ルールです。適格請求書がある取引では消費税を全額控除できるため、経過措置は関係ありません。
「適格請求書がなくても、経過措置があるから今は大丈夫では?」と考える方もいるかもしれません。確かに現時点では経過措置が適用されますが、控除割合は段階的に縮小されていきます。
適格請求書がない場合の経過措置スケジュール
- 2023年10月1日〜2026年9月30日:80%控除
- 2026年10月1日〜2028年9月30日:70%控除
- 2028年10月1日〜2030年9月30日:50%控除
- 2030年10月1日〜2031年9月30日:30%控除
- 2031年10月1日以降:控除不可(0%)
インボイス制度については、国税庁の記事も参考にしてください。
※制度は法令・通達等により更新される場合があります。実務で判断が必要な場合は、最新情報もあわせて確認してください。
よくある質問(FAQ)
- Adobe公式サイトでAdobe CCを購入する場合、適格請求書は発行されますか?
-
はい。アドビ株式会社は適格請求書発行事業者として登録されており、公式サイトでの購入には適格請求書が発行されます。
- AmazonでAdobe CCを購入する場合、適格請求書は発行されますか?
-
Amazonでオンラインコード版を購入した場合、適格請求書が発行されません。購入前に商品ページの記載を必ず確認してください。
- アドビスクールパートナーで「Adobe CC付きオンライン講座」を買う場合、適格請求書は発行されますか?
-
ヒューマンアカデミー
、デジハリ・オンラインスクール、アドバンスクールオンライン
に関しては、3校ともに適格請求書が発行されます。
- 適格請求書がなくてもAdobe CCを経費にできますか?
-
経費としての計上自体は可能です。ただし、仕入税額控除が受けられない(または経過措置で一部のみ控除)ため、消費税の納税額に影響します。免税事業者やインボイス未登録の方には影響しません。
- Adobe CCの領収書はどこからダウンロードできますか?
-
Adobe公式サイトから購入した場合は、Adobeアカウントの注文履歴からダウンロードできます。Amazoやヨドバシ・ドット・コムで購入の場合は注文履歴から、スクール購入の場合はスクールでご確認ください。
- 簡易課税制度を選択している場合もインボイスは必要ですか?
-
簡易課税制度を選択している場合、仕入税額控除の計算にみなし仕入率を使うため、適格請求書の保存がなくても消費税計算に直結しないケースがあります。ただし、帳簿の保存義務はあるため、領収書は保管しておきましょう。
参考記事No.6505 簡易課税制度(国税庁) - インボイス登録していないフリーランスは、Amazonでの購入は問題ありませんか?
-
インボイス登録をしていない免税事業者の方は、仕入税額控除の仕組みが関係しないため、適格請求書の有無を気にする必要はありません。Amazonのセール価格をそのまま活用できます。
まとめ:購入前にインボイス対応を確認しよう
Adobe CCは購入先によって、適格請求書(インボイス)の扱いが変わることがあります。インボイス登録をしている個人事業主やフリーランスの方は、「安さ」だけでなく「適格請求書の対象かどうか」も含めて購入先を選ぶと安心です。
購入先別のポイント (本記事で確認した範囲)
- Adobe公式サイト:請求書・領収書を注文履歴から確認しやすい。確実性重視の人に
- Amazon:オンラインコード版は適格請求書が発行されない。インボイス登録者は要確認
- アドビスクールパートナー:スクール側から適格請求書が発行される。学習とコスト重視の人に
- ヨドバシ・ドット・コム:適格請求書は発行可能。ポイント活用派に (表示が不明なら確認推奨)
Adobe CCをどこで買うか迷ったときは、価格だけでなくインボイス対応も含めて比較してみてくださいね。
Adobe公式サイトでプランの詳細や最新のセール情報を確認できます。
アドビスクールパートナーの「Adobe CC付きオンライン講座」も、気になる方はチェックしてみてください。
Adobe CCのセール情報は、以下の記事で随時更新しています。
Adobe CCが自分に必要かどうか迷っている方は、こちらも参考にしてみてください。
※本記事は一般的な制度説明です。個別の取引が「課税/非課税(不課税)」のどちらに整理されるか、また控除可否は取引形態・請求書の内容・適用制度(本則/簡易課税/特例)で変わります。判断に迷う場合は税理士等にご相談ください。

