PayPal(ペイパル)を使ってみよう!メリット・デメリットと私の使い方【仕事でも大活躍】

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この記事では「ペイパルって名前は聞いたことがあるけど、どんなサービスなのかよく分からない」という人向けに、PayPal(ペイパル)のサービス内容やメリット・デメリット、私が実際に使っている方法についてまとめました。

私も最初はよく分からずに、便利そうだからという理由でとりあえずアカウントを作ってみたのですが、今では仕事や買い物で欠かせないサービスとなりました。アカウント開設は無料ですので、今すぐ使わなくても一つ持っておくといざという時に役に立つと思います。

PayPal(ペイパル)って何?

PayPal(ペイパル)とは、クレジットカードやデビットカード、銀行口座の情報をPayPalアカウントに登録すれば、PayPalにログインするだけで「支払い」と「お金の受け取り」ができるオンライン決済サービスです。

PayPalがお金のやり取りを仲介するので、お店や取引先にクレジットカードの情報や口座番号を渡す必要がありません。 世界で2億人以上、1800万店舗以上で利用され、21通貨以上に対応しているので、海外取引も安心して行えます。

PayPalで何ができるの?

PayPalで主にできることは、「支払い」と「お金の受け取り」です。ネット通販やオークション、Webサービスの支払いや、仕事の取引先からの送金(報酬)の受け取りなど、取引ごとにカードや口座番号を相手に伝えることなく決済ができます。

  • PayPal対応の国内・海外のお店(通販サイト)やWebサービス等で支払いができる
  • 国内外からの送金・支払いを受け取ることができる
  • サイトに決済リンク(購入)ボタンを設けたり、請求相手に決済リンクを送るなど、様々なクレジットカード決済が用意されている
    PayPalのクレジットカード決済サービス一覧はこちら

PayPalのメリット

クレジットカード情報や口座番号を取引先に伝える必要がない

PayPalの最大のメリットはこれではないでしょうか?サイトごとにクレジットカードや口座情報をいちいち登録するのは面倒ですが、一度PayPalに情報を登録すれば、PayPalにログインするだけで支払いが完了します。

多くの会社に個人情報を預けるリスクを考えると、セキュリティーのしっかりしているPayPalで一括管理→支払いができるのは安全かつ安心です。

業界最高水準のシステムで安全に利用できる

上記で書いたように、個人情報をPayPalに渡すことになるわけですが、PayPalはセキュリティーにはかなり力を入れています。全ての取引を24時間365日監視し、個人情報は最高水準の暗号化キーで保護。PCI DSS (Payment Card Industry Data Security Standard)に準拠しているとのこと。私も何度も利用していますが、今の所トラブルなく使えています。

選べる支払い方法

PayPalではクレジットカード、デビッドカード、銀行口座の3種類の支払い方法が選べます。登録可能なカードと銀行口座は以下の通りですが、変更される可能性がありますので、詳細は公式ページでご確認ください。

クレジットカード
VISA/Mastercard/JCB/AMERICAN EXPRESS/DISCOVER/UnionPay
デビットカード
国際ブランドがついたデビットカード(Visaデビットなど)
銀行口座
みずほ銀行/三井住友銀行/三菱UFJ銀行/ゆうちょ銀行/りそな銀行/埼玉りそな銀行

銀行口座から支払う場合

銀行口座から支払う場合は口座振替設定が必要となります。口座振替設定が可能な銀行口座を登録した後、口座振替設定を行うと、銀行口座からの支払いやお金の受け取り、PayPalにある残高の口座への引き出しが可能になります。詳しくは以下のページでご確認ください。

PayPalを経由してもクレジットカードのポイントが貯まる

PayPalで支払っても、カードのポイントはちゃんと付くとのことなので、ポイントに関してはクレジットカードで通常払う場合と同じように使用できますね。

トラブルがあっても「買い手保護制度」で返金可能

ショッピングでトラブルがあった場合、条件を満たせば返金されるプログラムです。以下のような状況が補償の対象となります。

  • 支払い後に商品が届かなかった/ダウンロードできなかった
  • 注文して届いた商品/サービスが、説明とは全く異なっていた

適用条件の詳細は以下のページでご確認ください。

親切丁寧なサポート

私が何度もお世話になっているPayPalのサポートですが、電話でもメールでもこちらが納得・理解できるまで、丁寧に対応してくれます。金銭のやり取りには不安が付き物ですが、サポートがしっかりしているのも安心して使える理由のひとつですね。

PayPalのデメリット

メリットの多いPayPalですが、デメリットと言わないまでも気になる点は幾つかあります。しかし殆どの場合はメリットがデメリットを上回るので、個人的には「まぁそんなもんだよね」と受け入れています。

為替変換手数料が割高

PayPal経由で海外のサイトで買い物をする場合、海外通貨から日本円への通貨換算時に手数料がかかります。PayPalで定められている為替手数料は以下のページで確認できますが、支払い金額の4%となっています。

クレジットカードで直接支払う場合は、クレジットカード会社独自の手数料が加算されます。クレジットカード会社の為替手数料は大体1.3〜2%の間が多いのですが、それと比べると4%のPayPalは割高に感じます。利便性とセキュリティ料金として考えるとよいかも?

因みに、通貨換算が必要な支払いの場合は、支払い画面で「PayPalの通貨換算プロセスを使用する」か「クレジットカード発行会社の通貨換算プロセスを使用する」かを選択できます。後者を選べばクレジットカード会社のレートが適用されるので多少はお得になるかもしれませんが、為替レートは購入日ではなくクレジットカード会社に情報が届いた時点でのレートで計算されるので、購入日で計算した場合と料金が変わる可能性があります。

国内では対応しているお店・サービスがまだ少ない?

海外ではPayPalに対応しているサイトは多いと感じますが、日本だとかなり大手(そして外資系)のサイトしか導入していない印象です。海外サイトやサービスを利用する機会が多い人には、とても便利だと思います。

分割払い不可

PayPalでは分割払いの指定はできないのですが、一括で支払った後にカード会社に連絡すれば分割にしてくれるという情報をネットで見ました。ただ、カード会社によってはできないこともあるようなので、一度ご利用のカード会社に問い合わせてみるのがよさそうです。

私はPayPalをこう使ってます!

フリーランスでの取引で海外の会社から報酬を受け取る

最近はもっぱらこれです。海外からの送金といえば、PayPalのようなWebサービスがなかった大昔では、銀行で面倒な手続きをしなければなりませんでした。手数料も高かった記憶があります。

今はPayPalからクライアントへ決済リンクを送るだけです。PayPalでも決済手数料は考慮する必要はありますが、私のようなフリーランスにとって支払いの受け取りがオンラインで簡単にできるのは本当に助かります。

支払い・送金の受け取り方法については、以下の記事で詳しく説明しています!

海外のECサイト(海外通販)やWebサービスで支払う

ここ数年は海外のWebサービスや商品を使うことが増え、多くのサイトがPayPalを導入しているので便利に使っています。海外の写真ストレージやPhotoshopのプラグイン、デザイン素材などもPayPalで支払っています。逐一情報を入力しなくていいので楽です。

まとめ

アカウント作成や年会費も無料ですし、アカウントを一つ作っておくといざという時に役立つかもしれません。特に海外取引に興味や予定がある方は便利に使えると思います!

アカウント作成の方法については以下のページでまとめています。