【比較】私が実際に検討した「ピアノ防音パネル」5選まとめ【マンション/一軒家】

※当ブログのリンクには一部広告が含まれています。

この記事では、私が実際に比較・検討したアップライトピアノの防音パネルをご紹介します。

ピアノの騒音や音漏れ、気になりますよね。お金をかければ防音室や二重サッシ窓など防音効果の高い方法を選べますが、子供のピアノの練習レベルならできるだけ安くコスパの良い方法を選びたいのが親としての本音…

我が家は木造の古い一戸建てで、ご近所さんとは車一台分は離れているものの、窓や壁に防音対策は全くしていないので、外への音漏れはかなり気になりました。電子ピアノの音漏れとはレベルが違います。

アップライトのピアノは背面の裏響板から音が出て、打鍵やペダルの振動も床に伝わるので、マンションの方は上下左右の防音に気を使うことになりますが、一戸建ての我が家ではまずピアノ背面からの音を抑えようと思い、防音パネルを購入することにしました。

防音パネルの種類はそう多くないのですが、実際になかなか試せないし、どの位の防音効果があるのか分からないですよね。私も店舗で試せるものは試したり、Youtubeの動画やネットのレビュー、調律師さんのアドバイスなどを参考にして比較検討しました。

  • どんなピアノ防音パネルの種類があるか知りたい
  • どのピアノ防音パネルを買うか悩んでいる
  • どのくらいピアノ防音パネルの効果があるのか知りたい
  • マンションや一軒家でのピアノの防音対策を知りたい

という方の参考になると幸いです。動画や商品レビューも是非チェックしてみてくださいね!

島村楽器 ナンバーチューン

会社
島村楽器株式会社
価格
店頭:54,000円(税込)
楽天(送料無料):57,000円(税込)
サイズ
100cm:幅150cm 高さ100cm 厚み3cm
180cm:幅150cm 高さ118cm 厚み3cm
アイボリー、オレンジ、レッド、グリーン、ベージュ、ダークブラウン、ブラック
素材
ピアノ側:ウレタン
壁側:合板、外面:ファブリック
商品ページ
https://www.shimamura.co.jp/shop/yachiyo/product-introduction/20170101/37

特徴

  • オーディオルームなどでの吸音・遮音パネルを研究・製造した経験から、吸音・遮音のバランスがよいパネル構造を追求
  • お部屋に合わせて選べるカラー全7色
  • 大型のインシュレーターを設置していても邪魔にならない、足元が大きく切り欠いたデザイン
  • 店舗で実際に試せる

私はこれを買いました!低音から高音まで音のバランスが良さそうだったのと、店舗で実際に使ってみて納得できたからです。サイズが2種類あるので要注意。こちらの楽天のレビューも参考になるかもしれません。

ナンバーチューンの使用レビューは以下の記事でまとめました!

防音ECOパネル TSP-2100

会社
東京防音株式会社
価格
ネット価格:54,000(税込)
サイズ
(1枚のサイズ)
幅750mm 高さ1160mm 厚み35mm(2枚1セット)
→アマゾンでは高さ1100mmとなっているから要確認
1枚の重さ:約5kg(約10kg/set )
素材
ピアノ側:湿度ピタット(中空ポリエステルと厳選された羊毛)
壁側:高密度再生パルプボード、遮音シート(オレフィン系)
商品ページ
https://www.piano-bouon.jp/eco/

特徴

  • 全てECO素材で作られたピアノと環境に優しい素材
  • ダイオキシンを発生させないオレフィン系の遮音シートを使用
  • 調湿機能のある素材「湿度ピタット」で湿度の安定により音階の狂いを抑制
  • 平均で約16db強の遮音性
  • 燃えないごみとして処理可能

五層構造で音のこもりをできるだけ損なわずに遮音性を確保とあり、ナンバーチューンと最後まで迷ったパネルです。ECO素材も魅力的です。本サイトから申し込むと、自宅で10日間のお試しが可能です。(送料は5000円)

Amazonでは値段が違うパネルが2種類出てくるのですが、同じモデルなのかは分かりません。下のリンクは安い方のパネルです。

ピアノ防音装置 エコパネルアップライト用(防音+湿度コントロール)

静音(しずかね) DX

会社
株式会社イトマサ
価格
34,800円(Amazon/楽天)
サイズ
(1枚のサイズ)
幅75cm 高さ110cm 厚み3.5cm(2枚組)
重さ:約5.6kg(1枚)
素材
ピアノ側:ポリエステル繊維吸音材
壁側:再生パルプボード、 高性能遮音材三ダム(鉄粉末)
商品ページ
http://www.itomasa.co.jp/bouon.html

特徴

  • 防音効果は約25dBで、防音工事に近い数値を確保している
  • 遮音材には、録音スタジオでプロユースの人たちに定評のあるサンダムを使用

商品レビューが多く気になっていたパネルです。上記2種より安価でコストパフォーマンスも良さそうです。大きめのインシュレーターを使用している場合は、底上げするなど工夫が必要かもしれません。

静音ライト

会社
株式会社イトマサ
価格
15,800円(Amazon)
サイズ
(1枚のサイズ)
幅50cm 高さ110cm 厚み3cm(3枚組)
重さ:約1.3kg(1枚)
素材
ポリエステル繊維吸音材
商品ページ
http://www.itomasa.co.jp/bouon.html

特徴

  • 防音効果は約16dB。
  • 吸音材には、人体への安全性の高く環境に優しいポリエステル繊維を使用。

静音DXの安価版です。調律師さんよると、これが一番よく売れていると言っていました。静音DXとどの程度効果が違うのか分かりませんが、価格重視で選ぶなら◎。

ピアノテックス

会社
TERA STUDIO
価格
47,000円(税込)
サイズ
(1枚のサイズ)
幅48cm 高さ117cm 暑さ9cm(3枚1セット)6kg
※高さ120cm以下のピアノはサイズ調整が必要
素材
特殊ウレタンと遮音ゴム版がサンドイッチ状に入っている
コート材(圧縮繊維材)
商品ページ
https://www.terastudio.net/pianotex.htm

特徴

  • 湿度の影響をうけないウレタン材を使用。
  • 音楽ホールの設計理論を取り入れて開発された助響板を使用。高音質を保っている。
  • 残響調整効果あり

色々なパターンで防音効果の測定、実例がサイトに掲載されています。一口に防音パネルといっても建物の状態で防音効果は変わるので、その辺りをサイトで解説してくれているのがありがたいです。

ピアノの音漏れ対策。お金をかけずにできる方法

防音パネルを設置しても音が全く漏れなくなるわけではありません。音質もパネル使用前と比べれば多少の変化は避けられませんし、ピアノとの相性もあるかもしれません。

我が家の場合は一戸建てということもあり、厳密な意味での防音はそれほど必要なかったので防音パネルで十分でしたが、防音室や家の施工作業が不可能な場合は、色々な防音グッズやマナー・ルールも合わせて対策していく必要があると思います。

ピアノの防音対策

  • 防音パネル、防音カーテンなどの防音グッズを使用する。
  • マンションの場合、下は防音カーペットやインシュレーターを使用する。
  • 一戸建ての場合は窓やドア、換気扇等から音が漏れるので、二重サッシ窓も検討する。
  • ピアノは背面から音が出るので、背面を窓や音を響かせたくない部屋と接しないようにする。壁にもくっつけない。
  • 弾くときは窓や雨戸、シャッターを閉め、常識的な時間帯で演奏する。
  • ご近所さんにご挨拶をして仲良くしておく。

防音パネル以外のグッズ