ピアノの防音パネル「ナンバーチューン」の使用レビュー!防音効果はどのくらい?

 2018.07.22  2018.09.04

先日、中古でアップライトのピアノを購入しました。学生時代に実家のマンションで長年ピアノを弾いていたのですが、久々に家の中でアコースティックピアノの音を聞くと、その音量と迫力に圧倒されてしまいました。部屋中に反響する音と重低音の響き。ピアノの音ってこんなに響くんだっけ?

我が家は木造の一戸建てで、ピアノの背面は道路側を向いています。一戸建てだからと気が緩んで防音については何も考えていなかったのですが、外へ出て音漏れを確認してみると、かなりはっきりと音が聞こえるのを確認。幸い、両隣のご近所さんとは車一台分離れていたので、まずは道路側の音漏れを抑えようと防音パネルの導入を決めました。

どの防音パネルがいいの?

防音パネルがどの程度の効果があるのか全く分からなかったのですが、ネットで説明やレビューを色々と読むと、防音パネルの効果の傾向が掴めてきました。防音パネルを設置すると音がこもること、設置しても背面からの音が聞こえなくなるわけではないが、かなりの音量が抑えられることなどが分かりました。

比較検討した防音パネルは以下の記事でまとめましたが、色々と悩んだ結果、島村楽器の「ナンバーチューン」を購入しました。

ナンバーチューンってどんな防音パネル?

ナンバーチューンは島村楽器が販売している、アップライトピアノ用の防音(遮音・吸音)パネルです。お色は全7色でお部屋に合わせて選べます。縦のサイズは「100cm」と「118cm」の2種類ありますが、我が家の130cmの大き目なピアノなので118cmを使用しています。

会社
島村楽器株式会社
価格
店頭:54,000円(税込)
楽天(送料無料):57,000円(税込)
サイズ
100cm:幅150cm 高さ100cm 厚み3cm
180cm:幅150cm 高さ118cm 厚み3cm
アイボリー、オレンジ、レッド、グリーン、ベージュ、ダークブラウン、ブラック
素材
ピアノ側:ウレタン
壁側:合板、外面:ファブリック
商品ページ
https://www.shimamura.co.jp/shop/yachiyo/product-introduction/20170101/37

ナンバーチューンの特徴

  • オーディオルームなどでの吸音・遮音パネルを研究・製造した経験から、吸音・遮音のバランスがよいパネル構造を追求
  • お部屋に合わせて選べるカラー全7色
  • 大型のインシュレーターを設置していても邪魔にならない、足元が大きく切り欠いたデザイン
  • 店舗で実際に試せる

ナンバーチューンにした理由

調律師さんからナンバーチューンを使っているご家庭のピアノの調律をした話を聞いたり、防音だけでなく吸音・遮音のバランスを考えて作られている旨がサイトに書かれていたので、何となくナンバーチューンが良さそうだな〜と思っていました。楽器専門会社だから音の点で信頼できそうな感じもしまして。

ネットの通販サイトでレビューがたくさん寄せられている防音パネルもあったのですが、私は実際に使ってどの程度音が変化するのか確かめたかったので、店舗で試弾できる島村楽器さんに行ってみることにしました。

島村楽器でナンバーチューンを試してみた!

島村楽器ではピアノが何台か置いてあったので、我が家のピアノの音色に近いピアノでパネルを試してみました。パネル設置前は音がフワッと大きく響いていたのが、パネル設置後は音の広がりが抑えられて音がかなり小さくなるのを確認。ピアノの背面に立つとパネル設置の効果がよく分かります。

弾いている側はどう聞こえるかというと、背面ほどの音の大きさはあまり変わらないけれど、響きが抑えられ少しこもったような音になりました。音質や音のバランスの変化は感じられませんでした。パネルを設置しても弾いている側は意外と音は変わらないという印象です。

パネルを何回か外したり付けたりして、「防音パネルは大体こんなもんだろう」と特に気になる点もなかったので、そのまま購入して家路に着きました。

以下のでも動画で、遮音・吸音効果がよく分かります

商品到着から設置まで

パネルは1週間ほどで到着。ずっしりとしていて、女一人で動かすにはちょっと重いです。ダンボールを剥がずのも結構大変なので、開封から設置は大人2人で対応した方がよいと思います。

防音パネル「ナンバーチューン」を設置方法

パネルは2枚になっていて、真ん中のマジックテープでくっつけます。切り離して1枚だけで使うことも可能です。パネルの厚みは3cmなので、ピアノと壁の間は5cm以上は空いていた方がよさそうです。

パネルは真ん中で少し折ってくの字にして、壁とピアノ背面の隙間に差し込みます。ファブリック側がピアノの背面に、ホチキスで留めてある硬いゴム版のような面を壁側にして設置します。(私は最初、逆にしてしまいました…。)

防音パネル「ナンバーチューン」を設置方法

パネルはピアノの背面と密着させる必要があるので、パネルと壁との間に付属のスポンジを挟んで隙間を埋めます。付属のスポンジは小さくてちょっと頼りないので、隙間が大きい場合は別のスポンジでも代用可能だと思います。

設置時間は10分程度。ほんの少しピアノを前面に移動させましたが、特に難なく設置できました!

木造一戸建てで使用した時の防音効果

パネル設置前は、音が部屋中にぼわんと響いて音の粒が聞き取りにくかったのが、音がまとまって聞きやすくなり、耳に優しい音になりました。音のこもりは殆ど気にならない感じです。

外の道路側から聞いてみると、設置前は音がかなりはっきりとクリアに響いていたのですが、設置後は音がこもった感じになり落ち着いた印象になりました。全く聞こえないとはなりませんが、ないよりはあった方が大分音が抑えられているという感じです。この辺りは家の構造にかなりよると思います。古い木造だとかなり響くので…。ピアノの横側の窓からの音漏れは変わりませんでした。

防音パネル設置後に調律師さんに調律をお願いしたのですが、音がまとまってきれいに音量が下げられていると仰っていました。もっとこもった感じになるものもあるとのことでした。

まとめ

他の防音パネルを実際に試していないので音の比較はできませんが、背面からの音漏れや部屋の中での音の響きが抑えられたので買ってよかったと思っています。近くに島村楽器があれば一度試してみることをおすすめします。

ナンバーチューン以外の防音パネルや、お金をかけずにできる防音対策については以下の記事でまとめています。