Advanced Custom Fieldsを更に使いやすく!ACF Proを選ぶ理由と機能紹介

ACF Proへのアップグレード

注目ACF Proは料金変更に伴い、2020年2月24日より買い切り型からサブスクリプションに移行しました。それまでに購入しているユーザーは、引き続きそのまま利用できます。

参考リンク:New ACF PRO Pricing for 2020(公式ブログ)

この記事では、Advanced Custom Fieldsの上位プラグインACF Proについて解説します。

無料版のAdvanced Custom Fields(以下ACF)でも十分便利なのですが、「ここがもう少しこうだったら使いやすいのになぁ」と思う場面がちょこちょこ出てきます。無料だから仕方ないかと半ば諦めならがら使うことも多かったのですが、ある時ACF Proの存在を知り色々と調べてみると、今まで抱えていたモヤモヤや小さな不満が解消されそうな素敵な機能がたくさん搭載されていたので、実際に購入して試してみることにしました。

ACF Proでどんなことができるの?

ACF Proは、次世代バージョンのACF本体とACFを更にパワーアップさせた高機能なアドオン(The Repeater Field、The Gallery Field、The Flexible Content Field、Clone field、Options Pages、ACF Blocks)がパッケージ化されたプラグインです。

無料版のACFは現時点でバージョン4ですが、ACF Proに含まれているACFはバージョン5となっており、カスタムフィールドのJSONでのエクスポートが可能だったり、新しいフィールドタイプが追加されていたり、UIも改良されていたりと、使い勝手もかなり改善されています。

ACF ProはACFバージョン5の他に、以下の5つのアドオンが含まれています。単体でも購入できますが、今後のアップデートには対応しないようです。

ACF Proに含まれているアドオン

  • The Repeater Field(繰り返しフィールド/リピーターフィールド)
  • The Gallery Field(ギャラリーフィールド)
  • The Flexible Content Field(柔軟コンテンツ)
  • Clone field(クローンフィールド)
  • Options Page(オプションページ)
  • ACF Blocks(←NEW!)

The Repeater Field(繰り返しフィールド/リピーターフィールド)

The Repeater Field(繰り返しフィールド)は、カスタムフィールドの中にサブフィールドを作成し、そのサブフィールドをカスタムフィールド入力画面で任意に増やしたり減らしたりできる機能です。入力項目は決まっているけど、数は決まっていない場合などに非常に便利です。サブフィールドはどんなフィールドタイプでも使えるので、工夫次第で使い道が広がりそうです。

繰り返しフィールドについては以下の記事で詳しく解説しています。

カスタムフィールド入力画面

ACF Proの機能紹介

ページでの表示例

ACF Proの機能紹介

The Gallery Field(ギャラリー)

画像の表示順序をドラッグ&ドロップで並べ替えたり、altやキャプションの入力や複数画像のロードなど、カスタムフィールド入力画面で画像を直感的に操作できます。

ギャラリーフィールドについては以下の記事で詳しく解説しています。

カスタムフィールド入力画面

ACF Proの機能紹介

ページでの表示例

ACF Proの機能紹介

The Flexible Content Field(柔軟コンテンツ)

リピーターフィールドの複数版、といったところでしょうか。内容の異なるサブフィールドを作成して、それを組み合わせることでコンテンツを作り出します。

Clone field(クローンフィールド)

既存のカスタムフィールドのデータを上書きすることなく、同じ内容のカスタムフィールドをコピーする機能のようなんですが、公式ページのテキストだけを読んでもよく分からなかったので、今度試してみたいと思います。

Options Page(オプションページ)

ACF Proの機能紹介

管理画面のメニューに、全ページ共通で使えるカスタムフィールドを追加することができます。特定のページや投稿ではなく、全ページ共通のヘッダーやフッターに何かデータを表示させたいというような場面で使えそうです。

オプションページについては以下の記事で詳しく解説しています。

ACF Blocks

久しぶりにACF Proを覗いてみたら、なんと新しい機能が追加されていました! PHPベースでカスタマイズできる、Gutenbergに対応したブロックです。

function.phpで例えば、タイトル、名前、画像といったブロックの定義すると、そこで定義したブロックが投稿画面で使えるようになります。実際に表示するためには、表示用のPHPテンプレートを用意してHTMLやスタイルを整え、function.phpで紐付ける、といった具合です。

テンプレートでの呼び出しは、ACFではおなじみのget_field等のタグが使えるので、カスタマイズはしやすそうです。

まだ使ったことがないので曖昧な説明になってしまいますが、今度実際に使う機会があれば、こちらで詳しくご紹介しようと思います!

ACF本体もバージョンUP!

ACF Proに含まれているACF本体もバージョン5にアップグレードされています。新しいフィルードタイプやJSONでのエクスポート機能などが追加されています。

ACF Proへのアップグレード
ACF Proのインストール後に表示されるページ

下の画像で「フィールドタイプ」の中身を無料版ACFと比べてみました。左側がACF Proに含まれているACFバージョン5で、右側は無料版ACFバージョン4です。 赤い枠線で囲まれているフィールドタイプは有料アドオン、青い枠線はACFバージョン5で追加された新しいフィールドタイプです。

ACF Proへのアップグレード

ACF Proを買った理由 – 無料版ACFの限界

カスタムフィールドだけでページを作成するような構成のサイトがありました。大量のカスタムフィールドが縦にズラーっと並び、記事によって1つか5つか入力数が決まっていないカスタムフィールドも、MAXの数だけ表示させておかなければならず、見た目も操作性も決して良いとは言えず…。無料版ACFの限界を感じた瞬間でした。

無料版のACFだけではカスタムフィールドのレイアウトを変更することはできず、レイアウトを変更できるプラグインはあれど、信用できるかどうか分からないプラグインをむやみやたらに入れたくない、という背景もありました。プラグインの数が多い程アップデートなどの対応が大変になるからです。

使い慣れているACFはそのままで、フィールド入力画面のレイアウトを変更したり、お客様がカスタムフィールドの数を増減できるプラグインを探していたところ、ACFがリリースしているRepeater field(リピーターフィールド)というアドオンがあるのを知りました。

リピーターフィールドの機能はSmart Custom Fieldsというプラグインにも実装されていますが、元々ACFを使っているサイトがかなり多いので、学習コストや移行の手間を考えるとACFでまとめた方がよいかなと思い、アドオン使用を検討し始めました。

上記にも書いたように、リピーターフィールド単体でも購入できるのですが、ACF Proに含まれている他のアドオンも魅力的だったので、単体ではなくパッケージのACF Proの購入を決めました。

ACF Proの料金と購入方法

ACF Pro公式ページの「Buy Now」ボタンをクリックしてプラグインを購入します。2020年2月24日からはサブスクリプションとなり、以下の料金になりました。1サイトでの使用で年額49ドル、10サイトで年額149ドル、サイト使用数無制限で249ドルとなっています。

ACF Pro 2020年2月24日からの新料金(サブスクリプション)

ACF Proの旧料金

ちなみに、2020年2月23日以前の料金はいくらだったかというと、以下の図のようになっていました。1サイトのみ使用可能なPersonalライセンスと、サイト数制限なしのDeveloperライセンスの2種類が提供されており、Personalは25ドル、Developerは100ドルでした。買い切り型で一度購入すればずっと使用できるので、2月23日前に購入できた方はラッキーですね。私もこの情報をギリギリに知ったので、こちらで事前にご紹介できず残念でした…。

ACF Proへのアップグレード2020年2月23日までの料金

支払い方法は、クレジットカードとペイパルの2種類です。ペイパルは支払い相手にクレジットカード情報を知られることなく決済が可能で、海外取引もスムーズに行えます。ACF Proのように、海外のサービスを利用する際はペイパルがよく使われるので、アカウントを持っていると非常に便利です。

ACF Proの購入方法については、以下の記事で詳しくまとめています。

無料版のACFからACF Proへのアップグレードも簡単!

無料版のACF(バージョン4)からACF Proに含まれているACF(バージョン5)へのアップグレードも簡単に行えます。ちゃんとデータが引き継がれるかどうか不安になりますが、「無料版Advanced Custom Fieldsから有料版ACF Proへアップグレード/インストールする方法」の記事では、無料版ACFを使用中の状態から、ACF Proを購入する手順が書かれているので、参考になるかと思います。アップデートはかなりドキドキでした…。(無料版ACFを使用していなくても、ACF Proはインストールできます)