【比較】Adobe Creative Cloud 「Pro」「Standard」どっちを選ぶ?価格や機能の違いを徹底解説
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8/1から始まる新プランCreative Cloud ProとStandard。どっちを選んだらいいの?
本記事では、2025年8月1日(金)から提供されるAdobeの新プラン「Creative Cloud Pro」と「Creative Cloud Standard」の料金や機能の違い、選び方を解説します。
先に結論を書くと、以下の通りです。
【Creative Cloud Pro】がおすすめの人
- 普段からAI機能をガッツリ使う人
- モバイル・WebアプリでもAI機能を使う人
- 最新外部AIモデルにアクセスしたい人
【Creative Cloud Standard】がおすすめの人
- 少しでも安くコンプリートプランを使いたい人
- 生成AIはほぼ使わない、月数回のみの人
- デスクトップアプリをメインに使う人
 
  【この記事を書いた人】
Adobe使用歴20年以上のフリーランスWebデザイナー。Adobe CCを何とか安く使うべく常にセールや動向をチェックしている、Apple/運動好きな2児の母。プロフィール詳細
目次
コンプリートプラン名称変更と値上げの概要
2025年8月1日(金)より、「個人版」「学生・教職員版」「グループ版(法人)」のコンプリートプランの名称が「Creative Cloud Pro」に変更され、値上げが実施されるとともに、AI機能を絞った廉価プラン「Creative Cloud Standard(個人版のみ)」が提供されます。
現在、上記のコンプリートプランを利用している方は、自動的にCreative Cloud Proへ移行され、8月1日移行の次更新日に新価格が適用されます。
個人版コンプリートプランは「Creative Cloud Standard」と「Creative Cloud Pro」の2つに分かれます。
| 既存プラン名(7/31まで) | 新プラン名(8/1から) | 
|---|---|
| 個人版 Creative Cloud コンプリートプラン | Creative Cloud Pro 個人版 | 
| 学生・教職員版 Creative Cloud コンプリートプラン | Creative Cloud Pro 学生・教職員版 | 
| グループ版 Creative Cloud コンプリートプラン | Creative Cloud Pro グループ版 | 
Creative Cloud ProとStandardの内容・機能の違い
Creative Cloud ProとStandardの違いを項目別に見ていきます。大まかに言うと、AI機能とモバイル・Webアプリへのアクセスの違いとなっています。
| Creative Cloud Standard | Creative Cloud Pro | |
|---|---|---|
| デスクトップアプリ Photoshop、Illustrator、InDesign、Premiere、Acrobatなど20以上のデスクトップアプリ | ○ | ○ | 
| モバイル・Webアプリ Photoshop、Lightroom、Illustrator、Acrobatなどのモバイル・Webアプリ | △ いくつかのアプリは基本機能のみ | ○ | 
| 標準の生成機能 Photoshopの生成塗りつぶしなど | 25クレジット | 無制限のアクセス | 
| プレミアム生成機能 Fireflyのテキストから動画生成など | × | 4,000クレジット | 
| Fireflyボード(beta) | ○ | ○ | 
| アドビ以外の 生成AIモデル OpenAI GPT、Google Imagen、Veo、Fluxなど | × | ○ | 
| クラウドストレージ | 100GB | 100GB | 
使用できるデスクトップアプリの違い
従来のコンプリートプランと同様、ProとStandardともに、20以上のデスクトップアプリを使用できます。
Creative Cloud Pro/Standardに含まれるデスクトップアプリ
- Photoshop
- Illustrator
- Adobe Premiere Pro
- Acrobat Pro
- InDesign
- After Effects
- Lightroom
- Adobe XD
- Animate
- Lightroom Classic
- Dreamweaver
- Dimension
- Audition
- InCopy
- Character Animator
- Capture
- Adobe Fresco
- Bridge
- Adobe Express
- Premiere Rush
- Photoshop Express
- Media Encoder
- Aero
- Adobe Scan
- Fill & Sign
- Acrobat Reader
Adobeアプリの特徴や機能については、以下の記事でまとめています。
Adobeアプリの他に、Creative Cloudに含まれる以下のサービスも同様に利用できます。
| Adobe Fonts | 30,000以上の高品質なフォントが個人・商用で利用可能 参考【無料・商用可】Adobe Fontsの使い方完全ガイド〜追加方法からWebフォントまで解説 | 
|---|---|
| Creative Cloud ライブラリ | チームで作品のデザインアセット(カラーパレット、文字スタイル、ロゴなど)を整理・共有 | 
| Portfolio | 作品のポートフォリをサイトを作成 | 
| Behance | クリエイティブな作品のアップロード・検索できるコミュニティーサイト | 
| クラウドストレージ | クラウドに100GBまでデータを保存できる | 
| チュートリアル | ソフトの使い方をステップバイステップで解説 | 
使用できるモバイル・Webアプリの違い
Creative Cloud ProはAdobeが提供するモバイル・Webアプリをフル機能で利用できますが、Standardはアプリによって制限されます。
| アプリ | Creative Cloud Standard | Creative Cloud Pro (旧コンプリートプラン) | 
|---|---|---|
| Acrobat | ○ | ○ | 
| Adobe Express | ○ | ○ | 
| Adobe Fresco | ○ | ○ | 
| Adobe Podcast | ○ | ○ | 
| Illustrator web (Beta) | ○ | ○ | 
| Photoshop Express | ○ | ○ | 
| Premiere Rush | ○ | ○ | 
| Adobe Firefly | 標準の生成機能 | ○ | 
| Lightroom モバイル版 | 基本機能 | ○ | 
| Photoshop iPad版 | 基本機能 | ○ | 
| Photoshop iPhone版 | 基本機能 | ○ | 
| Photoshop web版 | × | ○ | 
| Illustrator iPad版 | × | ○ | 
| Lightroom webギャラリー | × | ○ | 
Lingthroomモバイル版、Photoshop iPad版、Photoshop iPhone版の基本機能(Standardで利用可)とフル機能(Proで利用可)の違いについては、以下のページをご覧ください。
Creative Cloud個人版プランでwebとモバイルからアクセス(Adobe公式サイト)
生成AI機能の違い
Adobeアプリの生成AI機能には、「標準生成機能」と「プレミアム生成機能」があり、生成AIを利用するごとに「クレジット」を消費する仕組みとなっています。クレジット数は毎月リセットされます。
「標準の生成機能」とは?Standardの25クレジットは少ない?
標準の生成機能とは、Creative Cloudに標準搭載されている生成AI機能のことで、例えばPhotoshopで画像の不要な部分を削除して自然な背景を生成(生成塗りつぶし)したり、画像の外側に新たに背景を生成(生成拡張)したりといった機能を指します。
標準の生成機能では、1回生成するごとに1クレジットを消費します。
標準の生成機能に対するクレジットは、Standardが25に対して、Proは無制限です。
 - 例えば、上の画像の自転車を自然な形で削除したい場合、自転車を選択して生成ボタンを1回押すと、1クレジット消費します。 
 - 1回でうまくいけば良いのですが、意図するイメージに辿り着くまでに数回生成しなければならないこともあります。この写真は3回生成したので、3クレジット消費しました。 
 - こちらは選択範囲内にポメラニアンを生成した例です。 
 - 毛の色を指定しなかったのがよくなかったですが、想像していた毛色のポメちゃんではなく、何となく違和感のある遠近感です。こちらは1回の生成で1クレジット消費しています。 
イメージ通りの画像を生成するために、何回か生成しなければならないこともあるので、Standardの1ヶ月に25クレジットはあっという間に消費してしまいます。
クレジット数で仕上がりを妥協したくないですよね…。
クレジットは追加購入もできますが、上記のような標準の生成機能をよく使う方は、Proを選ぶ方がよさそうです。
「プレミアム生成機能」とは?
プレミアム生成機能は、Premiere Proの「生成延長」や、Adobe Fireflyの「テキストから動画生成」「画像から動画生成」「動画や音声を翻訳」など高度な生成AIで、1回の使用クレジット数が通常より多くなります。
プレミアム生成機能は、Creative Cloud Standardでは使えません。プレミアム生成機能に対するクレジットは、Proは4,000となっています。
4,000クレジットで、5秒の動画を最大40本生成、または最大14分の動画と音声を翻訳できます。

Adobeのアカウントでログインしたあと、ページ右上のアカウントアイコンをクリックすると、標準機能とプレミアム機能へのアクセス状況やクレジット数を確認できます。
自分がどの生成AIをどのくらい使うかを考えて、プランを選択しよう!
アプリごとの「標準生成」と「プレミアム生成」でできることは以下の通りです。
| アプリ | 標準生成機能 | プレミアム生成機能 Proのみ | 
|---|---|---|
| Photoshop | 
 | 該当なし | 
| Illustrator | 
 | 該当なし | 
| Premiere Pro | 該当なし | 
 | 
| Lightroom | 
 | 該当なし | 
| InDesign | 
 | 該当なし | 
| Adobe Firefly | 
 | 
 | 
| Substance Sampler | 
 | 
 | 
| Substance Stager | 
 | 
 | 
| Adobe Express | 
 | 
 | 
* は現在クレジットを消費しません。
プレミアム機能で使用される生成クレジット数
Proだけが使えるプレミアム機能で消費されるクレジット数は以下のとおりです。Proでは4,000クレジット付与されます。(毎月リセットされる)
| プレミアム機能 | 画質 | クレジット数 | 
|---|---|---|
| 動画生成 | 24FPSで1080p | 100クレジット/秒 | 
| 24FPSで720p | 50クレジット/秒 | |
| 24FPSで540p | 20クレジット/秒 | |
| 動画を翻訳 および音声を翻訳 | 状況によって異なる | 5クレジット/秒 | 
| 翻訳とリップシンク* | 4K | 15クレジット/秒 | 
| 1080p | 10クレジット/秒 | |
| 効果音を生成(Beta) | 1回の生成ごとに10クレジット | |
| テキストから アバター生成(Beta) | 最大1080p | 1回の生成ごとに10クレジット | 
| パートナーモデル | 状況によって異なる | 詳しくはこちら | 
| Firefly Image 4 Ultraモデル | 該当なし | 1回の生成ごとに20クレジット 1回の生成ごとに1つの画像 | 
| Premiere Proの生成延長 | 30FPSで4K | 限定期間中はクレジットを差し引かず、その後は1秒あたり175クレジット | 
| 30FPSで1080p | 限定期間中はクレジットを差し引かず、その後は1秒あたり125クレジット | |
| 30FPSで720p | 限定期間中はクレジットを差し引かず、その後は1秒あたり75クレジット | |
| 24FPSで4K | 限定期間中はクレジットを差し引かず、その後は1秒あたり150クレジット | |
| 24FPSで1080p | 限定期間中はクレジットを差し引かず、その後は1秒あたり 50クレジット | 
* Creative Cloudエンタープライズ版プランのみ
Fireflyボードの利用

Fireflyボードとは、AIで生成した画像やアイデアなどをまとめてムードボードやストーリーボード、コラージュなどを作成したり、チームで共有したりできるツールです。ProとStandard両方で利用できます。
アドビ以外の生成AIモデルの利用
Creative Cloud Proでは、Fireflyの利用に加えて、OpenAI GPT、Google Imagen、Veo、FluxといったAdobe以外の生成AIをFireflyで直接利用できます。
上記のようなAIをガッツリ使う方は、Creative Cloud Proを選びましょう。
Creative Cloud ProとStandardの料金
「年間プラン 月々払い」は、Proが9,080円/月、Standardが6,480円/月で、差は月額2,600円。
「年間プラン 一括払い」は、Proが102,960円/年、Standardが72,336円/年で、年額30,624円の差があります。
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| プラン名と価格差 | 年間プラン 月々払い | 年間プラン 一括払い | 月々プラン | Creative Cloud pro 旧コンプリートプラン | 6,810円/月 JCBカード限定 | 77,220円/年 JCBカード限定 | 14,480円/月 | 
|---|---|---|---|
| Creative Cloud Standard | 6,480円/月 | 72,336円/年 | 10,280円/月 | 
| 価格差 | 2,600円 | 30,624円 | 4,200円 | 
本記事でお伝えしたPro・Standardの機能と、実際に自分が使っている機能をよく考慮して選ぼう!
Adobe CCの料金体系については、以下の記事をご覧ください。
Creative Cloud Standardへの変更・購入方法
Creative Cloud Standardは学生・教職員版やグループ版の提供はなく、個人版のみのプランです。
前述の通り、現在コンプリートプランを利用している方は、8月1日以降「Creative Cloud Pro」に自動的に移行しますが、 「Creative Cloud Standard」は自らプランを変更、もしくは新規購入しないと利用できません。

Adobeアカウントのマイページ
現在Adobeアプリを利用中でCreative Cloud Standardを利用したい方は、Adobeのアカウントの「プランを管理」から変更できます。新規の方は、Adobe公式サイトで購入可能です。
よくある質問(FAQ)
- 現在、従来のコンプリートプランを利用している人はどうなりますか?
- 
    8/1以降の次更新日まで旧価格でCreative Cloud Proを利用でき、8/1以降の次更新日にCreative Cloud Proの新価格が適用されます。 
- 7/31までにAmazonで購入した従来のコンプリートプランは、8/1以降どうなりますか?
- 
    コンプリートプランの期限が切れるまでは、Creative Cloud Proとして利用できます。 
- 生成AIのクレジットを使い切った場合、どうしたらいいですか?
- 
    クレジット数は、プランの請求日に基づいて毎月リセットされます。使い切った場合は次の請求日まで待つか、Fireflyのプランを購入することでクレジットを増やすことができます。 
ProとStandard、どちらのプランを選ぶべき?
Creative Cloud ProとCreative Cloud Standard、どちらを利用するか迷っている人は、今までのAI利用頻度を振り返って決めるとよいと思います。
Creative Cloud Proがおすすめの人
中級〜上級者・AIをガッツリ使いたい人・業務効率化を求める人におすすめです。
【Creative Cloud Proがおすすめの人】
- 生成AIを日常的に使いたい人
 →プレミアム生成は月4,000クレジット+標準生成は無制限で利用可能。
- スマホ・iPadでも制作したい人
 →モバイルアプリの機能制限がないため、外出先や現場での編集・修正にも強い。
- 動画制作でAI音声・動画生成を活用したい人
 →Premiere Proの生成延長、音声ナレーション生成などはPro限定。映像コンテンツを量産する人向け。
- 外部のAIも利用したい人
 →Google ImagenやVeo、FluxなどFireflyで直接利用可能。
Creative Cloud Standardがおすすめの人
初心者〜中級者・コスト重視・AIは補助的に使いたい人におすすめです。
【Creative Cloud Standardがおすすめの人】
- 主にデスクトップアプリをメインで使う人
 →Photoshop、Illustrator、Premiereなどが目的ならStandardで十分
- 生成AIをあまり使わない人
 →月25クレジットを使い切ったら来月まで待つか、追加購入して対応
- 少しでも安くコンプリートプランを使いたい人
 →Proより月額約2,600円、年額約30,000円程節約可能(例:Standard 6,480円/Pro 9,080円税込)。
Adobe CCをお得に購入する方法
AdobeソフトはAdobe公式サイトやAmazonで年に数回セールが行われており、定価の10〜50%OFFで購入できるチャンスがあります。
Adobe公式サイトでは、月々払いや一括払いなど支払い方法が選べ、Amazonではポイントが利用できます。
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