Adobe CCの価格と契約プランを分かりやすく解説!注意点もあるよ【公式サイト・Amazon比較】

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Adobe CCの価格と契約プランをやさしく解説!注意点もあるよ【公式サイト・Amazon比較】

【8/1から】Adobe CCが値上げ

8月1日に「コンプリートプラン」が 「Creative Cloud Pro」に移行、値上げされました。Amazonではまだ「コンプリートプラン」が販売されています。
⚫︎値上げの詳細はこちらへ >

Adobe CCの料金体系がちょっと複雑なので、Adobe使用歴20年以上の私が分かりやすく解説します!

Adobe Creative Cloudの価格は、購入する場所や契約プランによって変わります。

この記事では、購入される方が多いと思われるAdobe公式サイト(アドビストア)とAmazonの価格や契約・支払いプランを解説します。それぞれ特徴があるので、自分に合った方法で購入を検討してみてくださいね。

【この記事を書いた人】

Adobe使用歴20年以上のフリーランスWebデザイナー。Adobe CCを何とか安く使うべく常にセールや動向をチェックしている、Apple/運動好きな2児の母。プロフィール詳細

【重要】コンプリートプランがCreative Cloud Proに移行・値上げされます

2025年8月1日(金)、Adobe Creative Cloud コンプリートプランの名称が「Creative Cloud Pro」に変更され、値上げが実施されるとともに、AI機能を絞った廉価プラン「Creative Cloud Standard」の提供が始まります。

既存の個人版コンプリートプランは7,780円/月ですが、8月1日以降は次の更新日から自動的にCreative Cloud Proに移行し、1,300円値上がりの9,080円/月に。Creative Cloud Standardは1,300円値下がりの6,480/月となります。

新価格は、2025年8月1日以降の次回の月次または年次更新日に適用されます。

自ら切り替え・購入しないとStandardを利用できないので要注意です。StandardはAdobe公式サイトのみの販売です。

Creative ProやStandardの違いや料金については、以下の記事で詳しく解説しています。

プラン 支払方法 旧Creative Cloud
コンプリートプラン
7/31まで
Creative Cloud pro
旧コンプリートプラン
8/1から
Creative Cloud
Standard
8/1から
個人版 月々プラン 12,380円/月 14,480円/月
+2,100円
10,280円/月
-2,100円
年間プラン
月々払い
7,780円/月 9,080円/月
+1,300円
6,480円/月
-1,300円
年間プラン
一括払い
86,880円/年 102,960円/年
+16,080円
72,336円/年
-14,544円
学生・教職員版
【初年度】
年間プラン
月々払い
2,180円/月 2,780円/月
+600円
年間プラン
一括払い
26,162円/年 33,369円/年
+7,207円
学生・教職員版
【2年目以降】
年間プラン
月々払い
3,610円/月 4,180円/月
+570円
年間プラン
一括払い
43,322円/年 50,160円/年
+6,838円
グループ版 年間プラン
月々払い
10,780円/月 11,990円/月
+1,210円
年間プラン
月々払い
129,360円/年 143,880円/年
+1,210円

Adobe公式サイト(アドビストア)のAdobe CC契約プランと料金体系

Adobe Creative Cloud 公式サイト Adobeストア

Adobe公式サイトの特徴

  • 自動更新のサブスクリプション形式
  • 月々払いに対応している
  • 購入から14日以内なら、ほとんどのプランで全額返金可能

Adobe公式サイトは、公式だけあって全てのソフトやプランが提供されています。契約はサブスクリプション形式で、解約しない限り自動で更新されます。

大きな特徴としては、Adobe CCの販売業者の中で唯一月々払いに対応していること。Adobe CCは高額なプランが多いので、月々払いができるのはかなり助かりますよね。

Adobe公式サイトのAdobeCC料金体系

Adobe公式サイトのプラン別価格(税込)をまとめました。各プランの料金の違いを確認する際にご覧ください。

年に数回行われるAdobe CCのセールでは、セール対象のプランが27%〜50%OFFになるので、セール時期はチェックしてみてくださいね。

通常Adobe公式サイトのセールは新規購入者が対象です。

注目2025年8月1日よりコンプリートプランが「Creative Cloud Pro」に移行、値上げされます。AI機能を制限した廉価プラン「reative Cloud Standard」も同時に提供されます。 詳細はこちら

プラン名 年間プラン
月々払い(月額)
年間プラン
一括払い(年額)
月々プラン
(月額)
Creative Cloud Pro
(旧コンプリートプラン)
9,080 102,960 14,480
Creative Cloud Standard 6,480 72,336 10,280
フォトプラン(1TB) 2,380 28,480
Photoshop – 単体プラン 3,280 34,680 4,980
Illustrator – 単体プラン 3,280 34,680 4,980
InDesign – 単体プラン 3,280 34,680 4,980
Premiere Pro – 単体プラン 3,280 34,680 4,980
After Effects – 単体プラン 3,280 34,680 4,980
Animate – 単体プラン 3,280 34,680 4,980
Audition – 単体プラン 3,280 34,680 4,980
Dreamweaver – 単体プラン 3,280 34,680 4,980
Lightroom(1TB) 1,180 14,080
Substance 3D Collection 6,480 74,380 6,680
Substance 3D Texturing 29,980 2,680
Acrobat Pro 1,738 20,856 2,948
InCopy 680 6,780 1,080
Adobe Firefly 6,780 680
Adobe Express 11,980 1,180
Adobe Stock 3,828 45,936 6,578
学生・教職員版
Creative Cloud Pro
旧学生・教職員版コンプリートプラン
3,280円 (初年度)
4,180円 (2年目)
39,362円 (初年度)
50,160円 (2年目)

Adobe CCの種類や機能の詳細は、以下の記事でご確認ください。

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料金プランの詳細解約方法もあわせてチェック

Adobe公式サイトのAdobe CC契約(支払い)プラン

Adobe公式サイトでは、以下の3種類の契約プランが用意されています。

Adobe公式サイトの契約プラン

  • 年間プラン/月々払い
  • 年間プラン/一括払い
  • 月々プラン

年間プラン/月々払い

契約期間は一年間で、毎月支払います。一年契約で年間割引されるので、月ごとに契約が更新される月々プランよりも安く利用できますが、契約途中で解約をすると解約料がかかります(後述)。支払方法はクレジットカードのみです。

月々払いができるのはAdobe公式サイトだけ。やっぱり月々払いはお財布にやさしい!

年間プラン/一括払い

年間プラン/一括払いは、一年分を一括で支払うプランです。支払方法はクレジットカード・銀行振込・コンビニ払い・請求書払い(法人向けグループ版)に対応しています。

「年間プラン/月々払い」と比べると、「年間プラン/一括払い」の方が一年当たりの料金が安いです。

月々プラン

月々プランは月ごとの契約更新で、毎月支払います。個人版でのみ利用可能で、支払方法はクレジットカードのみとなっています。

年間割引がないので、3つのプランの中では一番割高ですが、短期間のみ利用したい場合などに便利です。

まとめると以下の通りです。

支払方法 解約料
年間プラン/月々払い クレジットカードのみ 契約途中で解約すると解約料が発生
年間プラン/一括払い
  • クレジットカード
  • 銀行振込
  • コンビニ払い
  • 請求書払い(法人向けグループ版)
なし(途中解約でも返金なし)
月々プラン クレジットカードのみ なし

解約料金と返金について

Adobe CCの解約料金と返金について

Adobe CCを購入してから14日以内にキャンセルした場合は、ほとんどのプランで全額が返金されます。(無料期間がある場合は、無料期間終了から14日まで)

15日以降に解約をすると、支払いプランによって以下のように解約料金がかかる場合があります。

プラン名 購入から15日以降に解約する場合
年間プラン/月々払い 途中解約手数料が発生し、契約残額の50%の解約料(早期解約料)が適用される。例えば9ヶ月目に解約した場合、残り3ヶ月分の料金の50%を支払う。解約した月の月末までサービスを利用できる。
年間プラン/一括払い 料金の返金はなく、契約満了日までサービスを利用できる。
月々払い 料金の返金はなく、契約満了日までサービスを利用できる。

解約方法については、以下の記事をご覧ください。基本的には、Adobeの管理画面で簡単に行えます。解約手続きの最後の方の画面で、お得なオファーが提供される場合があります。

私が解約しようとした時は、無料期間の追加や同プランで割引料金のオファーがありました!

\ 7日間無料で試せる!/

料金プランの詳細解約方法もあわせてチェック

Adobe CCを無料体験してみよう!

Adobe公式サイトでは、Adobe CCのほとんどのソフトで無料体験版を提供しています。

Adobe CCの無料体験

「無料で始める」ボタンをクリックすると、7日間の無料体験終了後に請求が始まります。「購入する」ボタンから購入する場合は無料期間はつかず、すぐに請求が開始されます。

両方とも請求開始から14日以内の解約で全額払い戻し可能なのでご安心を!但し、無料体験版はセール対象外なので、セール価格で購入を考えている人は気をつけてくださいね。

無料体験版については、以下の記事で詳しく解説しています。

AmazonのAdobe CC契約プランと料金体系

Amazon Adobe CC販売ページ

Amazonの特徴

  • Adobe CC使用中でも追加購入できる(時々条件あり)
  • Amazonポイントが使える
  • すべて一括払い
  • オンラインコード版とパッケージコード版がある

AmazonはAdobe公式サイトのような月々払いのプランはなく、全て一括払いとなっています。「オンラインコード版」と「パッケージコード版」が販売されています。

AmazonのAdobe CC料金体系

Amazonで販売されているプラン・ソフトはAdobe公式サイトより種類は少ないですが、Amazonのみで扱っているプランがあったりAmazonポイントが使えたりと、Amazonならではのお得な特徴があります。

Adobe公式サイトで契約中の人も購入できるよ!

最新の料金はAmazonのAdobeページでご確認ください。

注目2025年8月1日より、コンプリートプランがCreative Cloud Proに変更・値上げされます。AmazonでのCreative Cloud Standardの販売はありません。

プラン名 オンラインコード版 パッケージコード版
個人版コンプリートプラン 78,982円/年 86,880円/年
Illustrator 31,528円/年 34,681円/年
フォトプラン(1TB) 25,632円/年
フォトプラン(1TB)+
Illustrator
57,419円/年
Lightroom 12,672円/年
Adobe Acrobat Pro ※1 21,312円/年 23,760円/年
Photoshop Elements 17,800円/3年
Premiere Elements 17,800円/3年
学生・教職員版
コンプリートプラン
38,952円/年 43,322円/年
備考 ※1 AcrobatAcroはその他にも自動更新、Standard版あり

AmazonもAdobe公式サイトと連動して、年に数回大セールが行われますので、以下の記事でチェックしてみてくださいね!

\Amazonポイントが貯まる・使える!/

現在利用中の人も購入した分を追加できる!

AmazonでのAdobe CC購入に関するFAQ

Amazonで購入したAdobe CCは、Adobe公式サイトで引き換えコードを登録すると使えるようになります。現在Adobe CCで契約している人も、Amazonで購入して使用できます。

AmazonでのAdobe CC購入に関する疑問

  • Amazonで購入したAdobe CCのコードはどうやって登録するの?
  • Amazonのパッケージ版とオンラインコード版は何が違うの?
  • AmazonとAdobe公式サイトで価格が違うのはなぜ?
  • Adobe公式サイトで購入したAdobe CCを利用している人も、Amazonで購入して使えるの?

上記の疑問の答えや、AmazonでAdobe CCを購入した後の流れを以下の記事でまとめています。Amazonで購入を検討している人はぜひご覧ください。

Adobe CCはどのようにプランを選べばいいの?

Adobe CCには色々なプランがあるので、どのプランを選んだらよいのか悩みますよね。

結論から書くと、以下の通りです。

【Adobe CC プランの選び方】

Adobe CCプランの選び方フローチャート

アプリを3つ以上使い、AI機能もよく使う方は「Creative Cloud Pro」、アプリを2つ以上使い、AI機能はあまり使わない方は「Creative Cloud Standard」がお得です。両プラン共に20以上のアプリが使えます。

自分が使う頻度が低くても、クライアントから送られてくるファイルを開いて修正することもありますし、多くのアプリを使えるようになれば、仕事の幅も広がります。

Adobeを仕事で20年以上使用している私が経験的に言えるのは、アプリを1つだけ使う予定だったとしても、結局3つ以上使うことになったりするんですよね…。

以下の記事を参考に、自分に合ったプランや購入方法を選んでみてくださいね!