「スクリーンタイム」で子供のiPhone/iPadを使用制限する方法【使いすぎ防止】

 2020.03.12  2020.03.17

お子さんのスマホの使用時間、気になりませんか? iPhoneやiPadの「スクリーンタイム」を使えば、アプリの使用時間の確認や制限ができます!

iOS12以上のiPhoneやiPad、iPod touchでは、アプリの使用時間をリアルタイムで確認したり、アプリやスマホの使用時間の設定や、Webサイトの閲覧制限を行うことができる「スクリーンタイム」という機能が用意されています。

お子さんが使うiPhoneやiPadで「スクリーンタイム」をうまく使えば、デバイスの使いすぎを防ぐことができます。

この記事では、子供のデバイスでの「スクリーンタイム」の設定方法やレポートの確認方法をまとめましたので、参考にしていただけいると幸いです。

iPhoneやiPadの「スクリーンタイム」でできること

iOS12以上のiPhoneやiPadの「スクリーンタイム」でできることは、以下の通りです。

「スクリーンタイム」でできること

  • デバイスの利用状況、使用したアプリ、閲覧したWebサイトについての情報提供
  • スマホの休止時間を設定
  • アプリの使用時間を設定
  • 通信/通話の制限
  • 常に許可するアプリの設定
  • アプリの購入や使用制限
  • ブラウザの閲覧制限

子供の「スクリーンタイム」を管理する方法は2つ

この記事を読んでいる方は、おそらくお子さんが使っているiPhoneやiPadを制限・管理したいと思っている親御さんが多いかと思います。「スクリーンタイム」を使ってお子さんのデバイスを管理する方法は2つあります。

子供のiPhone/iPadで直接「スクリーンタイム」を設定・管理する

1つ目は、お子さんのデバイスで直接スクリーンタイムを管理する方法です。お子さんのスクリーンタイムにパスコードを設定し、お子さんのデバイス上で直接設定します。

親のiPhone/iPadから子供用iPhone/iPadの「スクリーンタイム」をリモートで設定・管理する

2つ目は、親のiPhoneやiPadからお子さんのデバイスをリモートで管理する方法です。お子さんが遠くに離れていても、親のデバイスでお子さんのデバイスのスクリーンタイムを操作できるので、大変便利です。

お子さんのデバイスをリモートで管理するためには、「ファミリー共有」という機能を使い、お子さんのApple IDを作成した後にお子さんをファミリーメンバーに追加する必要があります。詳細は以下の記事で解説しています。

今回は、お子さんのデバイスでスクリーンタイムを設定・管理する方法について説明します。ファミリー共有を使う方法は少しややこしいので、こちらで概要を掴んでからファミリー共有に移行してもよいと思います。

子供のiPhone/iPadで「スクリーンタイム」をオンにする

まずは、お子さんのデバイスでスクリーンタイムを有効化します。ここでは、子供のiPhoneで作業を行います。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:スクリーンタイムを「オン」にする

    1. 子供のiPhoneで設定画面を開き、「スクリーンタイム」をタップします。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:スクリーンタイムを「オン」にする

    2. 「スクリーンタイムをオンにする」をタップします。ファミリー共有に家族を登録している場合は、「ファミリー」欄にお子さんの名前が表示されます。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:スクリーンタイムを「オン」にする

    3. 「スクリーンタイム」の説明画面で「続ける」をタップします。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:所有者を設定する

    4. 「これは子供用のiPhoneです」をタップします。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:休止時間を設定する

    5. iPhoneを見ない時間を設定します。使用を許可したアプリや電話等は、休止時間中も使用できます。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:コンテンツとプライバシーの設定をする

    6. コンテンツとプライバシーの説明画面で「続ける」をタップします。後で細かい設定を行います。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:パスコードを設定する

    7. スクリーンタイムの設定を変更する際に必要なパスコードを作成します。こちらはお子さんに知られないようにしましょう。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:スクリーンタイムのレポートを確認する

    8. パスコード作成後、スクリーンタイムが使えるようになります!これが基本のレポート画面で、iPhoneの使用時間の確認や制限の設定を行います。

子供の「スクリーンタイム」のレポートを確認する

「設定 > スクリーンタイム」で、デバイスの使用時間を確認することができます。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:子供のスクリーンタイムで、すべてのアクティビティを確認する

    1. 「スクリーンタイム」のグラフ下にある「すべてのアクティビティを確認する」をタップすると、使用状況の詳細が確認できます。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:子供のスクリーンタイムを確認する

    2. お子さんとファミリー共有している場合は、「スクリーンタイム」画面の下の方にお子さんの名前が表示され、名前をタップするとお子さんのスクリーンタイムを操作できます。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:子供のスクリーンタイムで、すべてのアクティビティを確認する

    3. 「すべてのアクティビティを確認する」をタップした後の画面では、週・日ごと、またはアプリごとの使用状況の確認ができます。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:子供のスクリーンタイムで、アプリの使用状況を確認する

    4. アプリ名をタップすると、そのアプリの使用状況の確認や制限の追加ができます。

子供のiPhone/iPadの「スクリーンタイム」を設定する

お子さんのデバイスの「スクリーンタイム」で、デバイスの制限の設定を行います。

休止時間の設定

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:「休止時間」を設定する

    1. 「設定 > スクリーンタイム > 休止時間」をタップします。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:休止時間を設定する

    2. 「休止時間」をオンにします。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:休止時間を設定する

    3. 「休止時間」画面では、毎日・曜日別にデバイスを使用しない時間を設定することができます。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:休止時間を設定する

    4. 許可したアプリや電話は休止時間中でも使用可能です。

App使用時間の制限

「App使用時間の制限」では、アプリの使用時間を個別に設定できます。Webサイトの場合は、登録したサイトごとに時間の設定が可能です。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:「App使用時間の制限」を設定する

    1. 「設定 > スクリーンタイム > App使用時間の制限」をタップします。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:App使用時間の制限をする

    2. 「制限を追加」をタップします。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:Appの使用時間を制限する

    3. 制限したいアプリのカテゴリーを選びます。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:Appの使用時間を制限する

    4. アプリのカテゴリーをタップすると、アプリを個別に制限できます。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:Webサイトの閲覧時間とサイトの制限をする

    5. Webサイトを登録すれば、サイトごとに閲覧時間の設定が可能になります。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:Appの使用時間を制限する

    6. アプリごとに細かく使用時間を設定できるので、使いすぎが防ぎやすくなります。

通信/通話の制限

電話・FaceTime・メッセージ・iCloudの連絡先において、連絡ができる相手を設定できます。iCloudの連絡先を有効にすると、この機能が使えるようになります。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:「通信/通話の制限」を設定する

    1. 「設定 > スクリーンタイム > 通信/通話の制限」をタップします。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:通信/通話の制限を設定する

    2. デバイスの休止時間外と休止時間中に連絡できる相手を設定します。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:通信/通話の制限を設定する

    3. お子さんの場合は「連絡先のみ」にしておく方が安心です。

常に許可する連絡先やアプリを設定

デバイスの休止時間中でも、アプリに制限を設けている場合でも、常に使えるようにしておきたい連絡先やアプリを設定します。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:「常に許可」を設定する

    1. 「設定 > スクリーンタイム > 常に許可」をタップします。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:常に許可するAppを設定する

    2. 許可するアプリを選択します。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:常に許可する連絡先を設定する

    3. 連絡先を「指定した連絡先」に設定すると、「連絡先から選択」か「新規連絡先を追加」から連絡先を指定することができます。

コンテンツとプライバシーの制限

iTunesやApp Storeでの購入、標準アプリの許可、映画や音楽、Webサイトといったコンテンツの閲覧制限、プライバシーの設定などが行えます。詳しくは、以下のApple公式ページで確認できます。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:「コンテンツとプライバシーの制限」を設定する

    1. 「設定 > スクリーンタイム > コンテンツとプライバシーの制限」をタップします。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:コンテンツとプライバシーの制限を設定する

    2. 「コンテンツとプライバシーの制限」をオンにします。コンテンツの制限は①〜③のメニューです。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:コンテンツとプライバシーの制限を設定する

    3. 画面の下の方では、各機能の設定変更を許可するかどうかの設定ができます。パスコード、アカウント、モバイルデータ辺りは「許可しない」がよいと思います。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:iTunesおよびApp Storeでの購入を設定する

    4. ①「iTunesおよびApp Storeでの購入」では、ストアでの購入やダウンロードの許可を設定します。ここは「許可しない」をオススメします。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:許可されたAppを設定する

    5. ②「許可されたApp」では、Apple標準アプリの使用許可を設定します。これは削除ではなく、見えなくなるだけなのでご安心を。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:Webサイトの閲覧制限を設定する

    6. ③「コンテンツ制限」では、音楽や映画などのエンターテイメント分野の制限や、Webサイトの閲覧制限が行えます。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:Webコンテンツの閲覧制限を設定する

    7. 「Webコンテンツ」では、サイトの閲覧制限を細かく設定できます。お子さんの成長に応じて、「成人向けWebサイトを制限」や「許可されたWebサイトのみ」を選択してサイト管理をしましょう。

  • 子供の「スクリーンタイム」設定方法・使い方:映画の閲覧制限を設定する

    8. 映画などのエンターテイメント系コンテンツは、画像のような年齢制限を設定することが可能です。

「WEBコンテンツ」で「許可されたWebサイトのみ」を選択し、サイトを追加をする場合、ログインなどが必要なサイトでログイン後にサイトURLが変わると制限がかかってしまうので、注意が必要です。URLが変わるログイン後のページも登録しておきましょう。

これで、「スクリーンタイム」による設定は終了です!

制限時間を超えるとどうなるか

「スクリーンタイム」で制限されたiPhone/iPadの制限時間が過ぎると、アプリのアイコンがグレーアウトし、利用できなくなります。が!パスコードを入力すれば時間を延長できます。

下の画像は、ファミリー共有した子供のiPadの制限時間が過ぎた例ですが、「時間延長の許可を求める」というメニューが表示され、3つの選択肢から選べるようになります。保護者にリクエストを送信すると、保護者のデバイスに通知が来て、リモートで制限の設定をすることが可能です。ファミリー共有を使っていない場合は、この機能は使えないはず…(多分)

子供のiPad

  • スクリーンタイムで制限されたiPhone/iPadで制限時間を超えると、時間延長のリクエストができる
  • スクリーンタイムで制限されたiPhone/iPadで制限時間を超えると、時間延長のリクエストができる
  • スクリーンタイムで制限されたiPhone/iPadで制限時間を超えると、時間延長のリクエストができる

時間延長のリクエストが来ると、子供のスクリーンタイム画面でリクエストされたアプリが表示され、時間を設定できます。もちろん、許可しないも可能です。(きびし〜…)子供のスクリーンタイムは、ファミリー共有に子供が追加されていれば、保護者のデバイスで確認できます。詳しくは「子供のiPhone/iPadをリモートで制限・管理する方法【子供用Apple ID作成とファミリー共有】」をご確認ください。

親のiPhone

  • スクリーンタイムで制限されたiPhone/iPadの使用時間を延長する
  • スクリーンタイムで制限されたiPhone/iPadの使用時間を延長する

まとめ

iOSの標準機能で、これだけの制限・管理ができるのはちょっと驚きました。お子さんがiPadで学習用コンテンツを見ているはずなのに、いつの間にかゲームやYoutubeを見ていた…なんてことも、少しは減るかもしれませんね。「スクリーンタイム」の設定内容はいつでも変更できるので、使わない理由はないと思います。

iOS標準機能では、お子さんの居場所も確認ができるので、「スクリーンタイム」とあわせて使うと安心です。詳細は以下の記事をご覧ください。

もっとガッチリと制限したい人は

「スクリーンタイム」のようなペアレンタルコントロール・フィルタリングアプリの多くは有料です。もっとガッチリ制限したい!という人には、PTA推奨の「i-フィルター」がオススメです。特にWebサイト閲覧制限機能が優秀で、簡単な操作でより細かく設定ができます。

ちなみに、「i-フィルター」は有料アプリですが、我が子も使っている格安SIMの「LINEモバイル」では、なんと無料で「i-フィルター」を利用できます。他の通信会社では月額300円前後かかるので、かなりお得です。お子さん用の格安SIMをお探しの方は、「LINEモバイル」もひとつの選択肢かなと思います。

子供がAndroidを使っているなら、Googleファミリーリンクがオススメ!

iPhoneやiPadは「スクリーンタイム」が使えますが、Androidの場合は「スクリーンタイム」の代わりに、無料で使える「Googleファミリーリンク」がオススメです。このアプリを使えば、13歳未満のお子さんでもGmailのアカウントが作成できます。

Googleファミリーリンクの詳しい使い方は、以下の記事をご参考ください。

子供が安全にスマホを使うために親ができること

「スクリーンタイム」や「フィルタリングアプリ」で管理できないLINEの機能や、親子で決めておきたいスマホのルールなどについては、以下の記事でまとめています。全てを管理することは、物理的にも精神衛生的にも難しいので、お子さんとよく話し合って使い方を考えたいですね。