子供用携帯は「スマホ×格安SIM」がオススメ!大手キャリアのキッズ携帯と比較してみた

 2019.04.09  2019.12.09

この記事では、小学生の我が子に持たせる携帯はドコモ・au・ソフトバンクの「キッズ携帯」か、それとも「スマホ×格安SIM」か?についてまとめました。結論を先に書くと、下記のようになりました!

結論長期的に考えると、小学生向けの携帯は、スマホ(アンドロイド)とLINEモバイルが安くて最強。しかし、子供向けのフィルタリングをしっかり設定し、使い方のルールをきちんと話し合う必要はあり。

我が子が小学四年生になり、ついに学童を卒業しました!それと同時に、ずっと気になっていた「子供に携帯は必要か?」問題に直面する時がやってきてしまいました。

我が子の周りでも、小学校三年生位からキッズ携帯を持ち始めてる子がチラホラと出てきて、お母さん方と雑談する時も「子供用の携帯、どうしますか〜?」という話が上がってくるように。

今までは、私が仕事をしている約9年もの間、保育園や学童の先生方に我が子を見ていただきました。これからは夏休みといった長期季節休暇や、放課後や休日に友達と遊ぶことも増えていくことを考えると、子供がどこで何をしているのか、危ない目にあっているのではないかと、やっぱり気になりますよね。

我が家でも学童卒業を前に、子供に携帯を持たせることを考え始めましたが、種類や選択肢が多すぎてすぐには決められませんでした。大手キャリアから出ているキッズ携帯、スマートフォン、スマートフォンならどんな機種?アプリ制限やGPS追跡はできるの?などなど、調べることが山盛りで、一時は思考停止に…。

そして悩みに悩んだ結果、大手キャリアのキッズ携帯ではなく、格安スマホ(アンドロイド)と格安SIMのLINEモバイル という組み合わせで、子供に持たせることにしました!その結果、結構良い感じでコミュニケーションができています。

実際に約1年近く使ってみて分かったLINEモバイルのメリット・デメリットや、スマホを持った子供の様子などについては、以下の記事でまとめています!

子供に持たせるなら、ドコモ・au・Softbankのキッズ携帯とスマホ、どっちがいい?

まず、親の携帯が3大キャリア(ドコモ・au・Softbank)か格安SIMかで、キッズ携帯の選択肢が変わってきます。因みに、私たちはSIMフリーのiPhoneと格安SIM(フリーテル)を使用しています。

親が3大キャリアの場合は、各キャリアが提供しているキッズ携帯を検討すると思いますが、どのキャリアのキッズ携帯も似たような携帯端末と通信プランで、Softbankが若干安いかな?という印象でした。 ※以下は、執筆時点での情報です。今後変更される可能性があります。

ドコモ・au・Softbankのキッズ携帯の特徴

3大キャリアのキッズ携帯は、保護者と必要最低限のコミュニケーションができる仕様で、防犯ブザーが付いているのが特徴です。(スマホでも防犯ブザーアプリは有り)ブラウザでインターネットはできません。

3大キャリアキッズ携帯の基本的機能

  • 防水・防塵・耐衝撃
  • GPS機能
  • メッセージ送信機能
  • 通話機能
  • 防犯ブザー

3大キャリアキッズ携帯の月額使用料もほぼ同じです。端末は1万〜2万の間で、Softbankのみまもりケータイが6000円代と安いですが、小学生が持つにはちょっと物足りない感じ。1ヶ月に払う料金は、端末代(24回払いの場合)+月額使用料+通話料(契約者家族以外)+SMS/MMS通信料(Softbankは無料)+オプション(GPS追跡機能など)となります。

キャリア ドコモ au Softbank
機種 キッズケータイ F-03J
mamorino4mamorino5 キッズフォン
みまもりケータイ
機種代金
(24回払い有)
10,368円 16200円(mamorino4) ・キッズフォン
18,720円
・みまもりケータイ
6,720円
月額使用料
(2年契約の場合)
500円(キッズケータイプラス 500円(ジュニアケータイプラン 490円(通話定額ライト
解約金 2年以内に解約すると9,500円
年齢制限 12歳以下 小学生以下 13歳以上の子供は1ヵ月目より基本料1,990円かかる
通話 家族間無料、それ以外:20円/30秒 家族間・1回5分以内:すべての国内通話無料
それ以外:20円/30秒
SMS/MMS通信料 3円/1通(送信)、受信無料 無料
GPS機能 月額使用料:200円
検索料:5円/回
月額使用料:300円 月額使用料:200円
検索料:5円/回
海外使用 不可

ドコモ・au・Softbankのキッズ携帯のメリット

3大キャリアのキッズ携帯を色々と調べて、まずいいなと思ったことは、子供側の使える機能が少ないことです。通話とメッセージ送受信以外はほぼ何もできません。もちろん、ブラウザでネットサーフィンもできない。小学生にもなると知恵がついてきて、Youtubeやネットで検索など、環境があればいくらでもできてしまいます。同じキャリアの家族間通話が無料なのも嬉しい。

    メリット

  • 子供向けのデザインで、小さい子でも操作しやすい
  • できることが少ないので、面倒な設定が不要
  • インターネットができないので、フィルタリング不要
  • 親が同じキャリアの場合、家族間通話料が無料

ドコモ・au・Softbankのキッズ携帯のデメリット

私達にとっては、3大キャリアのキッズ携帯はメリットよりデメリットの方が多かったです。まず、親の携帯が3大キャリアでないと、キッズ携帯の恩恵を受けられないというのが一番のデメリットです。

今子供がどこにいるかをすぐに確認できるGPS機能は、キッズ携帯には必須です。しかし、親が3大キャリア以外だとGPS機能は使えず、家族間通話も有料となってしまいます。親が契約者でも、GPS機能は有料オプションです。

子供用の通信プランは500円前後と安いですが、2年以内に解約した場合は9,500円の違約金が発生します。家族全体での料金を見ると、かなり割高に。せっかくスマホの通信料を節約するために格安SIMにしたのに、3大キャリアのキッズ携帯を使うために親が乗り換えるのも本末転倒です。

また、3大キャリアのキッズ携帯利用には年齢制限があります。キッズ携帯と子供向け通信プランは小学生までが対象となっています。子供が小学四年生だと、あと3年しか使えない…。中学生ともなると、周りの影響などもあり、スマホに買い換えることも出てくるでしょう。

デメリット

  • 親が同じキャリアでないとGPS追跡機能が使えず、家族間通話量が有料(20円/30秒)になる
  • 年齢制限がある(小学生まで)
  • GPS追跡機能は有料
  • SMSの送信量が有料
    →子供は電話よりメッセージを使う方が圧倒的に多いです。
  • 2年縛りの違約金あり

子供にスマホを持たせるって心配じゃない?

3大キャリアのキッズ携帯の傾向が掴めたところで、じゃぁスマホはどうなの?という疑問が出てきます。

スマホといえば、YoutubeやインスタグラムなどのSNSなど、大人が使うアプリもガンガン使えてしまうので、そのままでは子供にはあまりよろしくないのですが、ありがたいことに、スマホの機能を制限するフィルタリングアプリが色々と出ています。(開発者さん、ありがとう〜!)また、格安SIMも種類が多くあり、年齢やライフスタイルに合わせて随時調整していくことが可能です。

スマホのメリット

上述の通り、スマホならフィルタリングアプリを使用して、年齢に合わせて機能制限を調整できます。フィルタリングアプリの機能制限については後述しますが、アプリがあれば3大キャリアのキッズ携帯とほぼ同様のことが可能です。

スマホといえばiPhoneが有名ですが、子供に持たせるには高価過ぎるので、我が家ではSIMフリーのアンドロイドを使うことにしました。アンドロイドなら1万前後からAmazonなどで購入できますし、中古のスマホ、親が使っていたお下がりのスマホ等、お財布と相談しながらスマホを選んでもいいですね。格安SIMとの抱き合わせで安く使えるスマホもあります。

我が家の場合は、後述する格安SIMのLINEモバイルに新規加入すると無料でもらえたHUAWEI nova lite 2を選びました。LINEモバイルの販売端末一覧はこちらのページで確認できます。分割払いなら、支払いの負担を減らせます。

▼1万円辺りなら、こんなアンドロイド もあります。

そして、SIMフリーのスマホであれば、海外旅行でも安く使えるのも便利です!「レゴランド・カリフォルニアは子供も大人も楽しめる巨大テーマパークだった!【子連れLA旅行】」で書きましたが、LAに行った時に、現地で格安SIMを調達し、問題なく使用できました。海外用のSIMはAmazonでも事前に購入可能です。

子供に持たせなくても、大人が使えますし(もちろん、機能制限は解除して) 、使い方を自由にカスタマイズできるのが、SIMフリースマホの魅力です。

さらに!親がApple Watchを持っていれば、子供からのメッセージをすぐに確認できて便利です。Apple Watchとキッズスマホの相性は◎。Apple Watchは子育て世代にもかなりオススメです。

メリット

  • 3大キャリアの2年縛りがない(規則は各格安SIMによる)
  • フィルタリングアプリでスマホの機能を制限できる
  • 年齢に合わせて機能を緩められるので、小学生以降も長く使える
  • 年齢や使用目的に合わせて格安SIMが選べる
  • 海外でも使える(SIMは別途調達)

スマホのデメリット

スマホのデメリットは本来のメリットでもあるのですが、3大キャリアのキッズ携帯とは違い、何でもできてしまうことでしょう。Youtube、ゲーム、SNSなど、子供が夢中になるアプリがいつでもどこでも使えてしまいます。しかし、これらはフィルタリングアプリを使用すれば防げます。

できることが多いだけに、機能を制限したり、アカウントの設定をしたりと、子供が使える状態にするまでちょっと手間がかかります。スマホも色々な種類があるので、選ぶ時間もかかります。そういうのがちょっと苦手という方には面倒に感じてしまうかもしれません。

デメリット

  • スマホを子供用に機能制限するために、少し手間と時間がかかる
  • スマホの機種を選ぶのが面倒

子供向けスマホにオススメの格安SIMは「LINEモバイル」!

スマホはアンドロイドと決まったら、残るは「どの格安SIMを使うか」ですよね。ネットでも色々な情報が飛び交っていますが、データ通信でもLINEが使い放題で、月額500円からプランが用意されているLINEモバイル にしました!

我が子は普段からLINEの使用に慣れており、時々親のスマホのLINEでメッセージを送ったりしていました。ひらがなが書ける小学生なら、何の問題もなく使えちゃうと思います。

最安の月額500円プランはデータ通信のみで、LINE以外での通話や119などの緊急連絡はできません。保護者とLINEだけでやり取りするならOKですが、もしかすると、LINEのない祖父母の自宅や学校に電話をかける場面もあるかもしれないと思い、電話番号が付いている音声通話SIMを契約しました。今のところ、子供からの連絡は全てLINEのメッセージですが…。

LINEモバイルの特徴

  • データ通信だけなら月額500円と格安でLINEが使い放題(通話・メッセージ両方)
  • LINEでの通話、メッセージ送受信などの利用はデータとしてカウントされず、データ容量を使い切っても(通信速度制限がかかっても)対象サービスの通信速度は落ちない
  • PTA推奨の子供向けフィルタリングアプリ「i-フィルター」の利用が無料(通常は有料アプリ)
  • 前月分のデータ通信量の繰り越しやデータのプレゼント(親→子)、追加購入が可能
  • 契約者と利用者を分けることができる
    →契約者は親、利用者は子供と設定することで、支払いなどの重要な設定に触れさせることなく操作できる

私が量販店に行った時は、LINEモバイルに新規加入すれば、アンドロイドが無料になるキャンペーンをやっていたので、機種に特にこだわりがなかった私たちは即決定。いつも何かしらのお得なキャンペーンをやっているので、LINEモバイルのサイト で確認してみてくださいね。

Amazonや楽天でも買える!LINEモバイルの初期費用がお得になる「エントリーパッケージ」

LINEモバイルはサイトからも申し込めますが、エントリーパッケージを購入してから申し込みをすると、初期費用が抑えられてお得になります。

エントリーパッケージとは、Amazonや楽天、ヨドバシカメラ等のサイトや店舗で購入できる、エントリーコードが記載された紙のパッケージです。このエントリーコードをLINEモバイルのサイト の申し込みの際に入力します。

LINEのエントリーパッケージはLINEモバイルのサイト の上部メニューにある「サポート > 申込前の確認・機能の紹介 > エントリーパッケージ」からも購入できますし、Amazon等からも直接購入できます。

LINEモバイルのエントリーパッケージを購入後、LINEモバイルの申し込みページで必要事項を記入し、本人確認と申し込みが完了するとSIMカードが送られてきます。Amazonではレビューもたくさんあるので、読んでおくと安心です。キャンペーンとの併用など気になるところはサポートに問い合わせてみましょう。

ちなみに、LINEモバイルとセットになったスマホも売られています。

スマホを子供向けに設定する方法

LINEモバイルと契約し、SIMをアンドロイドにセットしてやっと使えるようになった子供用スマホですが、そのままの状態では、アプリやネットは使い放題、子供がどこにいるかも分かりません。そこで登場するのが「フィルタリングアプリ」です。

フィルタリングアプリとは、有害なサイトをブロックしたり、子供の居場所をGPS機能で確認したり、アプリのダウンロードやスマホの使用時間を制限したりできる、子供向けスマホには必須のスマホ管理アプリです。

LINEモバイルの特徴でも少し触れましたが、有料・無料含めて様々なフィルタリングアプリが出ているので、ライフスタイルに合ったアプリを使い、自由度が高いスマホだからこそ、子供と共にルールを決めながら安全に使用していきたいですね。

オススメの無料フィルタリングアプリ「Google ファミリーリンク」

私たちは、Googleが無料で提供している「ファミリーリンク」というアプリを使用しています。親のスマホから子供のスマホを管理することができ、具体的には以下のことが可能になります。

ファミリーリンクでできること

  • アプリのダウンロード制限
  • 子供がアプリをダウンロードしようとした時に通知が来て、親が許可・ブロックできる
  • GPSで子供の現在位置を確認
  • アクティビティーレポートで、アプリごとに利用時間を確認
  • スマホの利用時間の上限を曜日ごとに設定
  • 子供のスマホをリモートでロック
  • ファミリーグループを作成して、家族で管理できる

Google ファミリーリンクは、親のスマホにインストールする「保護者向け Google ファミリーリンク」と子供のスマホにインストールする「18歳未満のお子様向け Google ファミリーリンク」の2種類があります。保護者向けアプリはアンドロイドとiOSで利用可能ですが、子供向けアプリはアンドロイドでしか使えないので要注意です。

Google ファミリーリンクのインストール方法や使い方は、以下の記事で詳しく解説しています。

Google ファミリーリンクの気になるところ

ファミリーリンクで気になるのがブラウザによるネット閲覧です。ブラウザのGoogle Chromeは仕様上削除できず(←削除はできませんが、ファミリーリンクでブロックできました…)Google側で検索を「OFF」に設定したり、露骨な性表現や暴力的な検索結果が除外されやすくなる「セーフサーチ」を有効にしたり、成人向けのサイトをブロックする以外は、手動でサイトへのアクセスを管理しないといけないのが少し面倒です。より細かくWebサイトの閲覧を制限したい場合は、有料アプリを利用した方がよいかもしれません。

LINEモバイルと契約すると、「iフィルター」というPTA推薦の有料フィルタリングアプリが無料で使え、ブラウザの閲覧制限も細かく設定できるのですが、私が買ったアンドロイドとの相性が良くなかったのと、設定が煩雑かつ個人的にユーザーインターフェースのデザインが好みでなかったため(職業病…)、使用断念。ファミリーリンクで不満が出てきたら再度試してみようと思っていますが、ファミリーリンクの機能は小4の我が子には十分すぎるくらいなので、今の所問題はありません。

子供のGmailアカウントではLINEトーク履歴のバックアップができない?

最近気付いたのですが、ファミリーリンクで作成した子供用のGoogleアカウントでは、LINEトーク履歴のGoogleドライブへのバックアップができないようです。Androidの場合、LINEトーク履歴はGoogleドライブに保存して復元する仕組みなのですが、Android側で子供のGoogleアカウントが設定されていると(ファミリーリンクでスマホを管理すると必然的にそうなるのですが)、バックアップの際エラーが出てしまいました。Android側で大人のGmailアカウントを設定しても、LINEのバックアップ画面で子供のGmialアカウントを選択するとエラーになりました。

試しに、AndroidもLINEも大人のGoogleアカウントを設定してみると、バックアップが取れました。詳しい原因は不明なのですが、LINEトーク履歴のバックアップや復元は、一時的に子供のアカウント以外の大人のアカウントで設定して行う必要がありそうです。(大人のアカウントを使うと子供のスマホでファミリーリンクが使えなくなるので、バックアップ・復元後に子供のアカウントに戻す) 結果的には、機種変更もLINEトーク履歴のバックアップ/復元もできたのでよかったのですが、この辺りは改めて記事にまとめようと思っています。

他にも、以下のようなフィルタリングアプリがあります。

まとめ

ドコモ・au・Softbankのキッズ携帯を使わなくても、SIMフリーのスマホと格安SIMで子供向けのスマホが作ることができますが、上記のようなフィルタリングアプリに加えて、Google chromeの「セーフサーチ」を有効にする、LINEの設定を見直す等、子供と話し合ってルールをきちんと確認しておくことが大事です。

スマホデビューした小4の我が子のスマホは今のところ、フィルタリングアプリで機能をかなり制限しているので、親とのLINEと通話位しかできないようになっています。時々持ち忘れたりして、永遠と居場所が「自宅」になっていることがありますが(←キッズスマホの意味ない)、特に大きな問題もなく、親子共々快適に使えています。

スマホデビューから約1年経った我が子のスマホ事情は「【LINEモバイル×スマホ】小学生の子供に持たせて分かったメリット・デメリットと注意点」をご覧ください。

親のスマホが3大キャリア以外の方、キッズ携帯の費用を安く抑えて節約したい方、子供の成長に合わせて長く使いたい方には、SIMフリーのスマホ×格安SIM(LINEモバイル )の組み合わせがオススメです!