Apple Watchの健康管理に役立つ機能14選まとめ!最高の体調を目指そう

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Apple Watchの健康管理に役立つ機能12選まとめ!最高の体調を目指そう

Apple Watchは、心臓や呼吸といった生命維持に関わる項目から、睡眠の記録、栄養や体重管理といったダイエットに役立つ項目まで、自分の健康状態を把握するのに役立つ多くの機能を備えています。

この記事では、Apple Watchの健康に関する以下の機能を解説します。「Apple Watchで何ができるか分からない」と思っている人の参考になると嬉しいです。気になる機能があれば、ぜひ試してみてくださいね!

Apple Watchの健康に関する機能

  • 心電図アプリケーション
  • 心拍数の測定
  • 不規則な心拍の通知機能
  • 転倒検出機能
  • 血中酸素濃度測定
  • 低心肺機能の通知
  • 睡眠アプリ
  • 服薬アプリ
  • ノイズ機能
  • 手洗い20秒タイマー
  • 月経の周期記録
  • 手首の皮膚温の測定
  • スタンドリマインダー
  • 呼吸アプリ

Apple Watchの運動に関する機能については、以下の記事をご覧ください。

【この記事を書いた人】

写真畑出身のフリーランスWebデザイナー。Appleと筋トレ好きな2児の母。主婦/デザイナー目線でApple/クリエイティブ/運動/ライフスタイル関係の情報を発信中。プロフィール詳細

心電図アプリケーション

Apple Watch Series 4以降で心電図の記録が可能になりました!(SEは不可)

方法は簡単で、心電図アプリを開き、Digital Crownに30秒間指をあてるだけ。測定した心拍リズムは「心房細」「洞調」「低心拍数」「高心拍数」「判定不能」に分類され、iPhoneのヘルスケアアプリに保存されたデータは、PDFで医師と共有できます。※地域によっては利用できません

心電図アプリの注意点

  • 心臓発作を見つけることはできません
  • 血液凝固(血栓)や脳卒中を検知することはできません
  • その他の心臓関連の病気を検知することはできません

Apple Watch 心電図アプリケーションで心電図を記録する

初めて「心電図アプリケーション」をタップして立ち上げると、「iPhone上のヘルスケアアプリを開いてください」というメッセージが表示されるので、iPhoneでヘルスケアアプリを開きます。

  • Apple Watch 心電図アプリケーションで心電図を記録する

    ヘルスケアアプリの「概要」画面を下にスクロールすると、心電図の設定の案内が表示されているので、「設定」をタップします。「ブラウズ」画面の「心臓」カテゴリーからも設定が可能です。

  • Apple Watch 心電図アプリケーションで心電図を記録する

    自分の生年月日を入力すると利用できるようになります。

  • Apple Watch 心電図アプリケーションで心電図を記録する

    設定後、再びApple Watchの心電図アプリをタップします。

  • Apple Watch 心電図アプリケーションで心電図を記録する

    Digital Crownに30秒間指を当てます。

  • Apple Watch 心電図アプリケーションで心電図を記録する

    測定結果が表示され、ヘルスケアアプリにデータが保存されます。測定時の体調や症状を記録することも可能です。

Apple Watch/iPhone 心電図のデータをPDFで出力する

iPhoneのヘルスケアアプリでは、心電図のデータをPDFで出力できます。

心拍数の測定

Apple Watchの光学式心拍センサーで手首の血流量を検出し、1日の心拍数を計測します。心拍数アプリをタップすれば、現在の心拍数をいつでも確認することができます。

心拍数アプリの通知を有効にすると、設定した心拍数より上回る・下回る状態が続いている場合に通知を受け取ることも可能です。

ワークアウト中も心拍数が常に表示されているので、運動の負荷を確認しながら運動できます。心拍数で自分の体調が分かるので、私もよく利用しています。

  • Apple Watch 心拍数を測定する

  • Apple Watch 心拍数を測定する

  • Apple Watch 心拍数を測定する

不規則な心拍の通知機能

上記の心拍数の測定を利用し、心房細動(AFib)の兆候が見られる不規則な心拍リズムを感知した場合に通知してくれる機能です。心房細動を治療せずに放置しておくと、脳卒中につながるおそれがあるとのこと。バックグラウンドで時々チェックしてくれるのは心強いですね。

  • Apple Watch 不規則な心拍の通知機能を設定する

    通知は、iPhoneの「Apple Watchアプリ>通知>心臓」で設定できます。

  • Apple Watch 不規則な心拍の通知機能を設定する

    iPhoneのヘルスケアアプリからも設定可能です。

  • Apple Watch 不規則な心拍の通知機能を設定する

    心房細動についての説明が詳しく書かれています。

転倒検出機能

Apple Watch着用中に転倒した場合、手首を叩き続け、警告音が鳴り続けます。緊急通報サービスに連絡する(緊急SOS)かどうかを選ぶメッセージが表示され、1分間、着用者の動きが感知できなかった場合は、自動的に緊急通報サービスに電話がかかります。

通話後、メディカルIDに登録されている緊急連絡先に、着用者の位置情報と緊急通報サービスに連絡したことを知らせるメッセージが届きます。

転倒検出の「オン・オフ」は、iPhoneの「Apple Watchアプリ>緊急SOS」の「転倒検出」で設定が可能です。
※対応機種:Apple Watch Series 4以降

実際にこの転倒検出機能で命が助かった例も報告されています。

血中酸素濃度測定

体中に酸素を運んでいる血液に、どのくらい酸素が含まれているかを知ることで、体の状態を知ることができます。

Apple Watch 血中酸素濃度測定

血中に取り込まれた酸素のレベル(血中酸素濃度)を測定します。血中酸素濃度は、赤血球によって肺から全身に運ばれる酸素の割合のことを言います。

Apple Watch 血中酸素濃度測定

一般社団法人 日本呼吸器学会によると、「一般的に96~99%が標準値とされ、90%以下の場合は十分な酸素を全身の臓器に送れなくなった状態(呼吸不全)になっている可能性がある」とされています。

Apple Watchの血中酸素濃度測定は誤差もあり、あくまで「フィットネス・ウェルネス」の目的での使用を推奨しているので、医療用のパルスオキシメータとは別に考えた方がよいと思います。
※対応機種:Apple Watch Series 6以降

低心肺機能の通知

ウォーキングやランニングを行っている間に測定した心拍数から心肺機能レベルを推定し、年齢や性別に応じてレベルが「低い」場合に通知してくれます。心肺機能レベルが低い状態が続くと、4ヶ月ごとに通知が届きます。

アメリカ心臓協会は科学的声明で、低心肺機能は心血管疾患や全死因死亡率のリスク上昇と関連があるという見解を示しています。

良質な睡眠をサポートする新しい睡眠アプリ

Apple Watchを身につけて寝れば、睡眠時間など睡眠に関する情報を記録してくれます。睡眠のデータはiPhoneのヘルスケアアプリに保存され、履歴を確認したり、睡眠の目標を設定したりすることができます。

  • Apple Watch 睡眠アプリで睡眠を記録する

    睡眠アプリをタップします。


  • 睡眠時間や就寝時刻など決め、アラームを設定することも可能です。

  • Apple Watch 睡眠アプリで睡眠を記録を確認する

    睡眠の記録も確認できます。

  • iPhone「ヘルスケア」アプリで睡眠のデータを確認する

    睡眠データはiPhoneのヘルスケアアプリに保存されます。

  • iPhone「ヘルスケア」アプリで睡眠のデータを確認する

    データを自動的に分析し、日・周・月ごとの傾向を教えてくれます。

サードパーティーのアプリのデータも取り込めるので、好きなアプリを使ってもOK。私は「Auto Sleep」という有料アプリを使っているのですが、腕にちゃんとフィットするバンドをつけないとうまく記録できない場合があります。正しく記録するには、バンド選びも大事です。

リーズナブルなApple Watchのバンドを以下の記事で紹介していますので、寝る時に邪魔にならないバンドを探してみてくださいね。

薬の飲み忘れを防ぐ「服薬」アプリ

iOS16とwatchOS9で、ヘルスケアに「服薬」アプリが追加されました。普段飲んでいるビタミンや薬をiPhoneのヘルスケアで登録すると、服薬時間にリマインダーで知らせてくれます。

服薬の記録も残してくれるので、薬による体調の変化にも気づきやすくなりますね。

  • Apple Watchで服薬アプリを使う

    服薬アプリをタップします。

  • Apple Watchで服薬の記録をつける

    ワンタップで服薬の記録が可能。

  • Apple Watchに服薬アプリからのリマインダーが来る

    Apple Watchの通知をONにすれば、服薬時間にリマインダーが届きます。

大事な耳を守る「ノイズ機能」

Apple Watch ノイズ機能

周囲の音量レベルを測定し、聴覚に影響が及ぶほどの騒音が感知されると通知してくれます。大音量の音を長時間聞き続けると難聴になる可能性もあるので、ライブなどでつけておくと安心ですね。

ちなみに、80dbより小さい音なら長期間さらされても聴覚への影響はないとのことです。

手洗いを始めると開始する「20秒タイマー」

Apple Watch 手洗い20秒タイマー機能

新型コロナウィルスの予防で重要な「手洗い」。水が冷たかったり面倒だったりすると、手洗い時間も短くなりがちですが、Apple Watchは手洗いの動きを自動で感知して、20秒カウントしてくれます。

納豆を混ぜるときも作動してしまうので、納豆好きな私はオフにしています…。

女性に嬉しい月経の「周期記録」機能

Apple Watchで月経周期と体調を記録

月経の情報やその日の体調、基礎体温、排卵検査結果などが記録でき、月経や妊娠可能期間が近づくと知らせてくれます。女性にはかなり嬉しい機能ですよね!

iPhone 周期記録で月経や症状を記録する

iOSの「ヘルスケア」アプリで、月経周期の確認や体調・症状の記録ができます。

「周期記録」の使い方や実際に使ってみた感想は、以下の記事でまとめています。

手首の皮膚温を測定して、日々の健康状態を把握する

Series 9やUltra 2では、就寝中の手首の皮膚温を計測してくれる機能が搭載されています。日々の体調管理に役立つのはもちろんのこと、皮膚温の変化で過去の排卵日を推定し、次の月経予測の精度を上げてくれます。

手首の皮膚温は全身の体温の指標となり得るそう。病院などでも、手首で体温を測ったりしますよね。

座りすぎを防ぐ「スタンドリマインダー」

座り過ぎを防ぐスタンドリマインダー

長時間の座りすぎは健康に悪影響を与えることはよく知られていますが、Apple Watchは、50分間座りっぱなしの状態が続くと手首を叩いて「立ち上がりましょう!」と知らせてくれます。

作業に集中するとつい休憩を取るのを忘れて、長時間座りっぱなしになってしまいます。1時間ごとに肩を回したり、目を休めたり、お水を飲んだりと一息つけるといいですね。

1日に11時間以上座っている人は、4時間未満の人と比べると死亡リスクが40%高まると言われています。テレワークの人は気をつけよう!※参考記事はこちら

「呼吸アプリ」でマインドフルネス時間を取り入れる

Apple Watch 呼吸アプリでマインドフルネス時間

瞑想が心身に良い影響をもたらすことは、様々な研究で明らかになっています。

呼吸アプリでは、アニメーションと手首のタップを使って、深呼吸のお手伝いをしてくれます。アニメーションに合わせて深呼吸すると、頭も心も落ち着きますよ!深呼吸の時間やリマインダー等はiPhoneのApple Watchアプリで設定できます。

自分だけの健康データベース「ヘルスケア」アプリで日々の行動や体調を見直す

Apple Watchで記録したデータは、全てiPhoneのヘルスケアアプリに保存され、様々な角度からデータを確認することができます。自動的に自分の健康に関するデータベースができあがるので、毎日の健康管理にとても役立ちます。

  • iPhone「ヘルスケア」アプリの「概要」画面
     「概要」画面
  • iPhone「ヘルスケア」アプリの「ブラウズ」画面
    「ブラウズ」画面

ヘルスケアアプリはは「概要」「共有」「ブラウズ」に分かれています。

「概要」では、健康や運動に関するデータのサマリーやハイライトがまとめられており、表示項目は編集可能です。iOS15以降で追加された「共有」では、ヘルスケアのデータを最大5人と共有できます。「ブラウズ」では、カテゴリーごとに細かくデータを確認・入力できるので、持病がある方の健康管理にも役立ちます。

  • iPhone「ヘルスケア」アプリでデータのハイライトを確認するApple Watch着用中の運動の記録も全て集約。傾向や分析結果も教えてくれます。
  • iPhone「ヘルスケア」アプリの「ブラウズ」画面で「バイタル」を確認する心拍数や呼吸など生命の維持に必要な項目は「バイタル」にまとめられています。
  • iPhone「ヘルスケア」アプリの「ブラウズ」画面で「栄養」を記録するカフェインやビタミンの記録も可能です。
  • iPhone「ヘルスケア」アプリの「ブラウズ」画面で「身体測定」を記録する身体測定の記録はダイエットにも役立ちます。
  • iPhone「ヘルスケア」アプリの「ブラウズ」画面で「症状」を記録する身体の様々な症状を記録してデータ化すれば、自分の体調の傾向が見えてきます。
  • iPhone「ヘルスケア」アプリの「ブラウズ」画面で「心臓」のデータを確認する心臓の情報も一画面で確認できます。

ヘルスケアのデータを共有して、家族で健康管理する

iPhoneのヘルスケアアプリのデータを共有する

ヘルスケアアプリの下部にあるメニュー「共有」をタップすると、ヘルスケアのデータを最大5人まで共有できます。共有するデータは選択できるので、気になる項目のみ共有が可能です。

不規則な心拍やアクティビティの急な低下など、ヘルスケアの重大な通知も共有できるので、遠くにいる人の健康状態も把握しやすいですね。

Apple Watchは運動・フィットネスでも大活躍!

今回は健康に関してApple Watchでできることをまとめましたが、運動に関する機能も多く備わっています。

定期的な運動習慣は、生活習慣病を予防したり、心肺・脳機能を高めたりと良いこと尽くめ。ウォーキングやランニング、筋トレ、ヨガなどのワークアウトを記録し、一定の目標に達するとバッジがもらえるなど、運動を続けるためのモチベーションUPに繋がる機能が用意されています。

「健康」と「運動」の両方を管理できるApple Watchは、毎日健やかに過ごすための頼りになる相棒になること間違いなしです!

私もApple Watchなしでは生きていきない位に色々と頼りまくっています。

Apple Watchの運動面に関する機能は、以下の記事でまとめていますので、ぜひご覧ください。

運動習慣・健康維持には、私も利用している自宅で運動ができる「オンラインフィットネス」がおすすめです。無理なく楽しく続けられるので、興味がある方は以下の記事をどうぞ〜!

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Apple Watchは健康や体調が気になるシニアの方にもおすすめ

この記事で紹介したように、Apple Watchは健康に関する機能が充実しているので、健康や体調が気になるシニアの方にも使いやすいと思います。もちろん連絡手段としても使えますし、位置情報の取得も可能なので、生活全体に安心感を与えてくれます。

重複する内容が多くなってしまいましたが、以下の記事ではシニアの方が使う場合をイメージしたApple Watchの使い方をまとめてみました。メリットだけではありませんが、ひとつの考え方として参考にしていただけると幸いです。

Apple Watchは健康に関心がある全ての人をサポートしてくれる

健康が気になる年齢に差し掛かった私ですが、Apple Watchをつけているだけで何だか安心感があるんですよね。Appleは健康や運動方面にも力を入れているようなので、今後のアップデートが楽しみです。

「健康」や「運動」以外の便利な機能や、私のApple Watchの活用方法などを以下の記事で詳しくご紹介していますので、あわせてチェックしてみてくださいね!

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他にもApple Watchについて色々書いています!