もう手放せない!iPadノートアプリ「GoodNotes 5」使い方総まとめ
大人気のiPad手書きノートアプリ「GoodNotes 5」の使い方を分かりやすく解説します!
ノートアプリを検索すると、様々なアプリが出てきて、何を使ったらよいのか迷ってしまいますよね。初めから有料のアプリを使うのも何だか気がひけるし、できれば無料で質の高いアプリを使いたいのが本音。
私も初めは無料のノートアプリを使っていましたが、使いにくい点や不満点が出てきてしまい、結局有料のノートアプリをいくつか試すことに。長い時間をかけて使い続けてきた結果、GoodNotes 5が一番使いやすいことが分かり、今は仕事やプライベートにメインで毎日使っています。
この記事では、ノートアプリ大好きな私が愛用中のGoodNotes 5の機能や使い方を紹介します。
- iPadでどのノートアプリを使おうか迷っている
- GoodNotes 5に興味があるが、何ができるかよく分からない
- GoodNotes 5を買う前に機能をサラッと知りたい
という方の参考になると嬉しいです。

【この記事を書いた人】
写真畑出身のフリーランスWebデザイナー。GoodNotes 5を始めとするノートアプリやApple/クリエイティブ/運動/ライフスタイル関係の情報を発信中。プロフィール詳細
目次
GoodNotes 5の無料ダウンロードが可能に!
GoodNotes 5は今までは960円(現在は1,500円)と有料だったのですが、なんと無料でインストールできるようになりました!GoodNotes 5を試してみたいけど有料でためらっていた人も、ぜひ使ってみてくださいね。
無料版には制限があり、ノートブックを4冊以上作成したり、手書き文字を検索したりする場合は、有料のフルバージョンを購入する必要があります。
サブスクが多い中、買い切り型なのはかなり良心的ですよね。一回の購入で全てのデバイスで使えるので本当にありがたいです。
無料版 | 有料版 | |
---|---|---|
料金 | 0円 | 1,500円(買い切り) |
ノートブックの数 | 3冊まで | 無制限 |
手書き認識 | × | ◯ |
優先メールサポート | × | ◯ |
メール経由で文書をインポート | × | ◯ |
GoodNotes 5の無料ダウンロードの詳細については、以下の記事をご参考ください。
Windows版・Android版GoodNotes 5が2023年にリリース!
GoodNotes 5はiPad/iPhone/Macでの使用に限られていましたが、2023年にWindows版のリリース予定があることを公式が発表しました。
ベータ版のAndroid版のダウンロードも始まっています。ベータ版は、使えるデバイスや機能の制限がありますが、ベータ版の間は無料で使えるので、ぜひ試してみてくださいね。
GoodNotes 5で何ができるの?
GoodNotes 5とは、Apple Pencilを使って手書きでメモを書いたり(テキスト打ちも可能)、PDFやWord、Power Pointのドキュメントを読み込んで注釈を付けたりできる、iPad/iPhone/Mac用ノートアプリです。
手書き文字やPDFのテキストを検索したり、手書き文字をテキストに変換したりと、アナログのノートではできない便利な機能が多く備わっています。開発姿勢も良好で、アップデートも頻繁にあり、将来的にも安心して使える印象です。
GoodNotes 5はユニバーサルアプリなので、一度購入すると、iPad/iPhone/Mac全てのデバイスで使えるようになります。
Macアプリは画像やテキスト入力がしやすい!すぐに同期されるのも嬉しいですね。
GoodNotes 4からGoodNotes 5への変更点
GoodNotes 4からバージョンアップしたGoodNotes 5は様々な新機能を備えています。GoodNotes 4で使いにくいと感じていた部分も改善され、格段に使いやすくなりました!
GoodNotes 4からGoodNotes 5への変更点は、以下の記事で詳しくまとめています。強化された検索機能の使用感も、画像付きで載せています。
GoodNotes 5の画面は大きく分けて4種類
GoodNotes 5を開くと、下のツールバーに4種類のアイコンメニュー「書類」「検索」「共有済み」「よく使う項目」が表示されます。
一番よく使う「ノートの作成」は「書類」画面で行います。
画面の種類 | 用途 |
---|---|
書類 | ノート・フォルダの作成・編集や閲覧など、メインの作業場。 |
検索 | 手書き文字やテキストをノートやPDFファイルなどの中から検索したり、最近開いた書類を確認できる。 |
共有済み | 他のユーザーと共有しているノート一覧を表示。ノートを共有すると共同作業が可能になる。 |
よく使う項目 | 「よく使う項目」に指定したノートやフォルダが一覧で表示。すぐに参照できるブックマークとして活用できる。 |
書類画面
検索画面
共有済み画面
よく使う項目画面
GoodNotes 5の使い方
ここからは、GoodNotes 5の機能をより具体的に見ていきます。使い方の詳細は個別記事を読んでいただくとして、ここではざっくりと「GoodNotes 5でできること」をご紹介します。
たくさん機能がありますが、もちろん全て使いこなさなくても大丈夫です!私も使っていない機能は結構あります。まずは気楽にメモを書いて楽しんでみてくださいね。
ノートやフォルダの作成方法
GoodNotes 5でまず初めに行うのがノートの作成です。まずはノートを作ってみて、ノートが増えたらフォルダでカテゴリー分けしてみましょう。
ツールバーの使い方
ノートの入力に関する機能が集まっているツールバーは、ペンツール、消しゴム、蛍光ペン、シェイプツール、なげなわツール、要素ツール(Elements tool)、画像、テキストツール、入力モード、拡大ツール等で成り立っている、GoodNotes 5で1番の肝ともいえる大事な部分です。以下の記事で画像を交えながら解説しています。
画像の読み込みやトリミング
画像を取り込む方法はいくつかあるので、別記事にしてまとめました。複数の画像をドラッグ&ドロップで読み込んだり、サイズの拡大・縮小、回転やトリミングなど、基本的な機能は一通り揃っています。
なげなわツールの使い方
なげなわツールでは、オブジェクトを囲って選択・コピー・ペーストなどができる他に、選択部分のスクリーンショットの撮影、手書き文字のテキストへの変換、色の変更など、知っておくと便利なGoodNotes 5ならではの機能が多く備わっています。
要素ツール(Elements tool)の使い方
要素ツール(Elements tool)は、イラストや画像などを保存して、繰り返しノートに追加できる機能です。仕事や勉強、スケジュール管理などでよく使うタイトルやデータ、ロゴ、自分の名前などを保存しておけば、作業の時間短縮に繋がります。
ノートをiCloudで同期する
GoodNotes 5はiPhone・Mac版もリリースされているので、iCloudで同期すれば、全端末で同じノートを閲覧することができます。iPadで書いたノートをiPhoneでチェックできるのは非常にありがたいです。Mac版のGoodNotes 5では、テキスト打ちや画像の貼り付けなどが簡単に行えるので、手書き以外の作業がはかどります。
バックアップと書き出し
ノートは、PDF・JPG・GoodNotes形式での書き出しが可能です。PDFで書き出せば印刷もしやすいですし、GoodNotes形式ならノートの編集が可能です。目的に応じて書き出し形式を選べるのがよいですね。
長い間開発中だった「自動バックアップ」機能も実装され、より安心して作業ができるようになりました。
外部のテンプレートを追加する
外部のPDFや画像を読み込んで、オリジナルの表紙や用紙を使用できます。今回のアップデートでデフォルトのテンプレートの種類が増えましたが、サードパーティーのPDFテンプレートを使えば、より便利にノートを活用することができます。
手帳やスケジュール用の外部テンプレートを読み込めば、iPadを手帳として使うこともできます。手書きのアナログとデジタルの良いとこ取りの手帳が簡単にできあがります。
おすすめの外部PDFテンプレートは、以下の記事でたくさん紹介しています。
PDFやノートにアウトライン(目次)を作成する
GoodNotes 5でPDFやノートにアウトライン(目次)を追加できます。目的のページに辿りやすくなりますよ!
オリジナルのPDFテンプレートを作成する
GoodNotes 5で用意されているテンプレートのサイズと、KeynoteとPhotoshopを使ったテンプレートの作成方法を解説しています。
表紙を後から変更・追加する
カテゴリーや自分の好みに合わせてノートの表紙を変更できるのも、GoodNotes 5の楽しみのひとつです。
以下の記事では、ノートを作成した後に表紙を変更する方法や、表紙がないノートやPDFなどの書類に表紙を追加する方法を解説しています。
PDFなどのドキュメントを読み込む
何ページもあるPDFファイルも、GoodNotes 5なら簡単に読み込んで、メモや注釈を付けることができ、仕事の校正などにも使えます。仕事や勉強の資料をまとめて管理しちゃいましょ〜!
ネットでは子供向けのPDF学習プリントが無料で配布されているので、お子さんの学習にも役立ちます。後述する「共有機能」を使えば、リモートでの答え合わせが可能に。
コメント機能
ノートや資料に手を加えずにコメントの追加や共有ができる「コメント」機能。共有相手からフィードバックをもらったり、ノートのスペースが足りない時にメモを追加したりと便利に使えます。
録音しながらノートを書く
GoodNotes 5では録音しながらノートを書くことができます。録音した音声とその時に書いていたノートが連動し、録音を再生するとノートの文字が表示されます。ノートアプリのNotabilityに搭載されていた機能ですが、GoodNotes 5でも使えるようになったのは嬉しいですね。
ツールバーの録音アイコンの追加に伴い、よく使う項目に追加アイコンがなくなってしまいました。今後復活するかは未定ですが、以下の記事でよく使う項目に追加する方法も一緒に解説しています。
ページを別のノートに移動・コピーする
ページを別のノートに移動・コピーする方法が分かりにくかったので調べたら、いくつかの方法がありました。ページを移動するというよりは、ページをコピーしてペースト(追加)するというイメージです。詳しくは以下の記事をご参照ください。
ノートやPDFを検索する
GoodNotes 5では、手書き文字・タイプしたテキスト・PDFのテキストやアウトラインを検索することができます。紙とペンでは叶わない「手書き文字の検索」が遂に可能に!詳しい検索方法や注意点は、以下のページでまとめています。
ノートを他のユーザーと共有して共同編集する
GoodNotes 5のアプリを持つ他のユーザーとノートを共有し、ノートを一緒に編集することができます。ほぼリアルタイムで変更が反映されるので、ノートを相手に確認してもらいたい場合や共同作業が必要な場面で役立ちます。
Web上でノートを共有する
Webブラウザでノートを共有することができます。GoodNotesを持っていない人や、Windows/Androidユーザーともノートを共有しやすくなりますね。
その他の便利な機能
その他にもさまざまな機能があります。(随時追加予定)
GoodNotes 5のその他の機能
- HDMIやAirPlayを使用してノートをスクリーンに映す「プレゼンテーションモード」では、ツールバーなどが非表示になり、レーザーポインターも使用可能。
- ダークモードに対応
- 学習セット(Study Set)とフラッシュカード機能
私はこう使っている!ノートアプリの活用方法
ノートアプリでは、仕事でアイディアやラフを描いたり、PDFの資料を管理する以外にも、PDFの教材や学習プリントを読み込んでの勉強、子供の作品やプリントやマニュアルを管理したりと、色々な使い方をしています。
私のノートアプリの活用方法については、以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください!
GoodNotes 5以外にもあります!オススメの手書きノートアプリ
私が実際に使っている/試したiPad手書きノートアプリを、以下の記事でまとめました。どのノートアプリを使おうか迷っている人、ちょっと他のアプリも試してみたいという人へどうぞ!
イラストや絵を描きたいときは、お絵描き・イラスト制作アプリを使おう!
ノートアプリは、メモやノートを取ったり文書を管理するのには最適なのですが、イラストや絵を描くのにはあまり向いていません。(描けることは描けますが)イラストや絵を描く場合は、ブラシや素材が豊富なお絵描き・イラスト制作アプリをオススメします。
様々なシーンで大活躍!iPad活用法
スマートフォンともパソコンとも違う、iPadならではの楽しみ方や便利な使い方を、iPad使用歴の長いiPad大好きな私がご紹介します。読んだらちょっと欲しくなるかも?
便利グッズでiPadライフをもっと楽しく!
私が実際に使っているiPadやiPad用アクセサリーをご紹介します。
iPadの選び方
現在はApple Pencil対応のiPadの種類が増え、予算や目的に応じてモデルが選べるようになりました。私はiPad Pro 11インチを使っていますが、予算重視なら1番リーズナブルなiPad 10.2インチ(第9世代)
、コスパ重視なら価格と機能のバランスがよいiPad Air
がおすすめです。
iPadの選び方については、以下の記事でまとめています。外であまり持ち歩かず、イラストや絵を描くのがメインの方は、12.9インチがオススメです。
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Apple製品をお得に買う方法は以下の記事でまとめています。
iPadが紙のような描き心地に!おすすめの保護フィルム
ノートアプリを使うなら、本物の紙に書いている感覚に近づける「ペーパーライク」タイプのiPad保護フィルムもおすすめです。フィルム表面のザラつきによりペン先にわずかな抵抗が生まれ、細かい部分も書きやすくなりますよ。
\様々な紙の質感・サイズが揃ってます!/
私が実際に試した保護フィルムを以下の記事で紹介しています。メーカーによって書き心地がかなり違いますので、ぜひご参考ください。