【LINEモバイル×スマホ】小学生の子供に持たせて分かったメリット・デメリットと注意点

 2019.11.06  2019.12.09

LINEモバイルが子供に最適って本当?

ネットでは「LINEモバイル は月額500円から利用できるので、子供のファーストスマホの格安SIMとしてオススメ」というような内容の記事をよく見かけますが、果たして本当でしょうか?

子供のスマホにあまりお金をかけたくない、出来るだけ節約したいという気持ちは私も同じですが、LINEモバイルの月額500円プランを子供が使う時には注意する点があり、単純に「安い=子供向け」ではないと思っています。また、LINEのアプリ自体も、元々子供向けに作られているわけではないので、使い方に注意が必要です。

この記事では、「LINEモバイル ×スマホ」を実際に使用している小学生(小4)の我が子の現在の様子や、LINEモバイルを使って分かったメリット・デメリットや注意点をまとめました。

我が子がLINEモバイルを使い始めてから約10ヶ月が過ぎ、気がついたことも色々とあったので、現在の率直な感想が「LINEモバイル」を検討している人の参考になると幸いです。

我が子に家族との連絡用としてスマートフォンを持たせた経緯や、なぜ「LINEモバイル×スマホ(Android)」を選んだかについては、以下の記事でまとめていますので、是非ご参考ください!

小学生の我が子に初めてスマホを渡した時の様子

我が子に初めてスマホを渡した時は、嬉しくて仕方がなかったようで、暇があればスマホをいじっていました。とはいっても、アプリの使用制限をする「Googleファミリーリンク 」でガチガチに制限をしているので、できることはかなり限られており、アプリもLINE、連絡帳、時計、コンパス、Google Chrome位しか入っておらず、カメラも音楽プレーヤーもなし。自分で課金やアプリのインストールもできない設定になっています。(※どうしてもとお願いされて、着せ替えキーボードアプリ「Simeji」だけ入れました…)

それでも時計やコンパスを熱心に見たり、用もないのにLINEでメッセージを送ってきたり。スマホにYoutubeやゲームがインストールされていたら大変なことになるな…と思いながら、その光景を眺めていました。

連絡帳には、私たち父母と祖父母、何かあった時のために小学校の電話番号のみを登録。LINEでは父母と祖父、遠方に住む従姉妹と「友達」になっており、メッセージの送受信が可能になっています。

誰かとメッセージを交換するのは大人でも楽しいもの。子供がハマらないわけはありません!用もないのにLINEのスタンプや絵文字がバンバン送られてくる。まぁそれはいいのですが、あまり会えない従姉妹や祖父とのやりとりを楽しむようになり、スマホをチェックする時間が増えていきました。また、自分では購入できないものの、LINEのスタンプや壁紙を眺めながら「これ欲しい!」と度々口にするように。LINEをメインで使っている以上、これは避けられません。

我が家での子供スマホの使用ルール

というわけで、いつでもスマホが手に届くところに置いておくと、LINEだけでも暇つぶしとしてスマホを使うようになったので、小学生の今の時期は「連絡が必要な時にのみ渡す」ことにしました。iPadやテレビもありますし、今の歳からスマホ依存症になったらちょっと考えてしまいますよね…。ここに、学校の友達が加わったらどうなっちゃうんだろう…?

我が家ではスマホはあくまで「家族と離れている時の連絡手段」として渡しているので、スマホでYoutubeを見たりゲームをしたりするのは禁止しています。大手通信会社のいわゆる「キッズケータイ」と同じ役割を果たしてくれればいいのです。

我が家では、子供がスマホを利用する際のルールを以下のように決めました。

我が家でのスマホルール

  1. LINEでは家族以外の人と友達登録をしない
  2. 家族以外の人に電話番号を教えたり、電話番号の登録はしない。あくまで「家族間」で使用するものとする。
  3. スマホでYoutubeやSNSなどを見ない
    →アプリ制限をしているので元々見られませんが一応。
  4. スマホは必要なときに親から手渡す

その他に、緊急電話(119/110)の使い方やスマホの充電方法なども伝授。

LINEモバイルのメリット

ここまで読むと、「LINEモバイル ×スマホ」って大丈夫なの?と思うかもしれませんが、今でも使い続けているのは、それでもやはりメリットを感じているからです。

LINEアプリのトーク・通話が使い放題!

一番大きなメリットは、LINEモバイル ではLINEはデータフリーのため、いつでもどこでも通信量を気にせずにトーク(チャット)や通話やができることです!スマホでのコミュニケーション手段の殆どがLINEになるので、これは嬉しいサービスですよね。LINEモバイルならではの強みだと思います。

注意点LINEのスタンプやリンク先などの外部コンテンツの閲覧は通信量がかかります。

月額500円から利用できる!

LINEモバイルでは、使用用途や生活スタイルに合わせた料金プランが用意されています。音声通話なしのデータのみの通信なら、LINEフリーというプランで月額500円(1GB)から利用できます。連絡用のスマホなら1GBで十分です。子供とはLINEのトークと通話としか使わないのであれば、スマホ代をかなり節約できます。

家族との連絡で1GB使い切ることはまずないのですが、前月分の未使用分データが翌月に繰り越されるのも嬉しいですね。

プラン名:LINEフリー(1GB)
データSIM 月額500円
データSIM(SMS付き) 月額620円
音声通話SIM 月額1,200円
SIMカードの種類
データSIM データ通信のみができるSIMカード。SMSと音声通話機能はついておらず、緊急電話(119や110)は使えない。
※au回線ではデータSIMの提供はなし。
データSIM(SMS付き) データ通信とSMS(ショートメッセージ)ができるSIMカード。音声通話機能はついていないので、端末に音声通話アプリが入っていても利用不可。
※SMSとは、お互いの電話番号宛てにメッセージを送ったり受け取ったりできるサービス。
音声通話SIM データ通信も音声通話もできるSIMカード。SMS認証もOK。

祖父母や従姉妹とのコミュニケーションが増えた!

祖父母や従姉妹は遠方に住んでいるため、なかなか会えません。祖父にLINEの使い方を教えてからは、祖父に学校であったことや悩みなどを相談したり、祖父も今日あったことや豆知識的な小話を送ったりして、今までにはなかった交流が生まれました。

従姉妹は海外に住んでおり、日本語以外の言語を話すため、LINEでのコミュニケーションが外国語を勉強するモチベーションにもなっているようです。

PTA推奨のスマホ管理アプリ「iフィルター」が無料で使える!

iフィルターとは、有害サイトのブロックや利用時間の管理、位置情報の取得(Androidのみ)、購入ページのブロックなどが行える、スマホ管理アプリです。他の格安SIMでは月額300円前後で有料となります。

因みに、我が家は「iフィルター」を使っていません。iフィルターはブロックするサイトを細かく設定できたりと、かなり高機能なのですが、なんせ使いづらい!一昔前のデザイン(UI)も抵抗があり、導入半ばで諦めてしまいました。

現在は、iフィルターのようなサイト閲覧の細かな設定はできませんが、小学生には十分過ぎる機能を備えている無料のスマホ管理アプリ「Google ファミリーリンク」を使っています。ファミリーリンクはAndroid向けのアプリなので、子供のスマホがiPhoneの場合は使えません。

我が家では必要なときにしかスマホを渡していないので、ネットサーフィンすることもなく、有害サイトに対してはGoogle側で検索をOFFにしたり、露骨な性表現や暴力的コンテンツが除外されやすくなる「セーフサーチ」を有効にすることで対応しています。

スタンプや着せ替えを子供にプレゼントできる!

子供のスマホでは課金や購入ができないように設定されているので、LINEのスタンプ等も購入できませんが、LINEのスタンプや着せ替えは親側から「プレゼント」できるので、何が頑張った時などにプレゼントしてモチベーションを上げたりしています。

スマホの機能は制限されているけど、LINEのスタンプや壁紙を変えたりすることで、スマホに愛着が芽生えている様子。その辺りは楽しんでもいいかな〜と思っています。

契約者(親)と利用者(子)が分かれている

契約者(親)と利用者(子)を分けて契約するので、子供が勝手に課金や設定変更ができない仕組みとなっています。小学生ならその辺りは心配ないと思いますが、誤操作も含めて安心できますね。

LINEモバイルのデメリット

元々子供向けの端末&サービスではないので、やっぱり気になる点も出てきてしまいます。

月額500円プランは緊急電話が使えない!

LINEの500円プランはデータ通信のみなので電話番号での通話ができず、119番や110番といった緊急電話が使えません。

これをどう捉えるかは、親御さんの考え方にもよると思いますし、「もしも・万が一」のことを考えるとキリがないのですが、子供を守るためのスマホを考えると、考慮してもよい点かなと思います。

ちなみに私達は、上記のことを考えて、月額1200円の「LINEフリー:音声通話SIM(1GB)」プランを利用しています。両親が仕事で家を空けることが多い場合は、音声通話SIMは安心だと思います。

LINEアプリには誘惑が多い!

LINEアプリ画面を見ると、タイムラインやニュース、スタンプ、ウォレットなどなど、トークや通話以外のたくさんのコンテンツが並んでいますよね。「家族との連絡用」のLINEとしては、正直、余計なコンテンツが多すぎます。課金や購入制限をしていなければ、ウォレットなんて恐ろしくて見せたくありません…。(購入制限されているので大丈夫ではありますが)

  • LINEモバイル LINEのウォレット画面LINEのウォレット画面は、お金に関わるコンテンツが多数。
  • LINEモバイル LINEのニュース画面LINEニュースでは子供には見せたくないコンテンツも…。

LINEがお得に使えるということでLINEモバイルを使っているのに、LINEアプリの仕様に頭を悩ませる。せめて画面下の不要なタブメニューを非表示にできないか調べてみると、「ニュース」タブを通話履歴を表示する「通話」タブに変更できることが判明!ニュースも広告などできれば見て欲しくないコンテンツが結構あるので、早速変更しました。

LINEの「ニュース」タブを「通話」タブに変更する方法

それでは、「ニュース」タブを「通話」タブに変更する方法をご紹介します。「通話」画面では、過去の通話履歴が表示され、後述する「LINE Out」というLINEを持たない人とも電話ができるサービスを利用することができます。

  • LINEモバイル LINEの「ニュース」タブを「通話」タブに変更する方法

    1. ホーム画面の右上にある歯車アイコンをタップし、設定画面を開きます。

  • LINEモバイル LINEの「ニュース」タブを「通話」タブに変更する方法

    2. 設定画面の中程にある「通話」をタップします。

  • LINEモバイル LINEの「ニュース」タブを「通話」タブに変更する方法

    3. 「通話」画面の一番下にある「通話/ニュースタブ表示」をタップします。

  • LINEモバイル LINEの「ニュース」タブを「通話」タブに変更する方法

    4. 「通話」を選択します。

  • LINEモバイル LINEの「ニュース」タブを「通話」タブに変更する方法

    5. 「変更」をタップします。

  • LINEモバイル LINEの「ニュース」タブを「通話」タブに変更する方法

    6. LINE画面下の「ニュース」タブが「通話」に変更されました!

スマホ管理アプリでは制限できない、LINEの機能

LINEで送られてきたリンク先のサイトは、アプリ内ブラウザで有害コンテンツでも表示されてしまうようです。「ようです」と書いたのは、実際に試していないからなのですが、以下のページを見ると、iPhoneとAndroidでその仕様や対応策が異なるようですね。

「LINE」が4月からフィルタリングの制限対象にという記事も前に出ていましたが、実際はどうなんでしょうか…?

「LINEモバイル×スマホ」のデメリットの対応策としては、Whatsappなどチャットアプリに変更することも考えられますが、せっかくLINEがデータフリーなのに、別のチャットアプリを使うのもなんだかな〜と思い、LINEモバイルを使うなら、出来るだけLINEを使いたいというのが本音。うーん、難しい…。

小学生にオススメのLINEモバイルのプランとスマートフォン

私達が実際に利用している、小学生にオススメのLINEモバイル のプランとスマホをご紹介します!

月額500円データSIMより、月額1200円の音声通話SIMの方が安心

前述のように、私達はLINEモバイルで一番安い月額500円のデータSIMではなく、電話番号付きの音声通話SIMを利用しています。その理由は以下の通りです。

月額500円データSIMにしなかった理由

  • 月額500円のデータSIMは、110番や119番などの緊急電話が使えない
  • 何かあった時、LINEが使えない学校や祖父母などの親以外の家族と連絡が取れるようにするため

LINEモバイルには、LINEを利用していない人とでも無料で固定電話や携帯電話に電話ができる「LINE Out free」というサービスがあります。かける国によって、無料で話せる回数や通話時間が異なり、月額500円プランでも利用できます。

LINEを使っていない人とは、LINE Out freeで対応できるかもしれませんが、このサービスでも緊急電話は使えません。また、無料で使うには広告を見なければならず、無料通話ができる回数も決められており、無料通話時間も最大5分と短いです。無料通話を使い切った後や未対応の国に対しては、広告を見ずに話せる有料の「LINE Out」を使うことになります。

時間に余裕がある時はよいかもしれませんが、緊急時には頼りなく、ちょっと使えませんよね…。ということで、少し値段は高くなりますが、安全・安心に投資していると思って、音声通話SIMを使っています。

iPhoneよりAndroidの方が経済的

単純に、子供に持たせるにはiPhoneは高額すぎるというのが理由です。お下がりや中古もありだと思いますが、安いAndroidも結構ありますし、LINEモバイルで無料で使える「iフィルター」は、iPhoneよりもAndroidの方が使える機能が多いようです。一度iPhoneを使ってしまったら、Androidはもう使ってくれなくなりそうですよね…。

我が子が使っているのは以下のAndroidで、偶然にもキャンペーン中に無料で手に入れることができました。LINEモバイルの販売端末一覧はこちらのページで確認できます。分割払いなら、支払いの負担を減らせます。

▼1万円辺りなら、こんなアンドロイドもあります。

Amazonや楽天でも買える!LINEモバイルの初期費用がお得になる「エントリーパッケージ」

LINEモバイルは公式サイト からも申し込めますが、エントリーパッケージを購入してから申し込みをすると、初期費用が抑えられてお得になります。

エントリーパッケージとは、Amazonや楽天、ヨドバシカメラ等のサイトや店舗で購入できる、エントリーコードが記載された紙のパッケージです。このエントリーコードをLINEモバイルのサイト の申し込みの際に入力します。

LINEのエントリーパッケージはLINEモバイルのサイト の上部メニューにある「サポート > 申込前の確認・機能の紹介 > エントリーパッケージ」からも購入できますし、Amazon等からも直接購入できます。

LINEモバイルのエントリーパッケージを購入後、LINEモバイルの申し込みページで必要事項を記入し、本人確認と申し込みが完了するとSIMカードが送られてきます。Amazonではレビューもたくさんあるので、読んでおくと安心です。キャンペーンとの併用など気になるところはサポートに問い合わせてみましょう。

ちなみに、LINEモバイルとセットになったスマホも売られています。

スマホ×LINEモバイルの注意点まとめ

最後に、子供がスマホやLINEモバイル・LINEを使用する際の注意点を確認事項をまとめました。家庭によって価値観や環境も違いますので、一つの例として参考にしていただけると幸いです。

  • 知らない人と電話番号を交換したり教えたりしない
  • 家族以外の人とLINEで「友達」にならない(家族間の連絡用で使用するため)
  • LINEでは本名や個人情報、悪口などを書かない
  • LINEで知らない人からメッセージが来たら親に知らせ、返事はせずにブロックする
  • 「iフィルター」や「ファミリーリンク」などのフィルタリングアプリで、子供のスマホを管理する
  • スマホは必要な時に渡す
  • ルールを破った時の罰を決めておく
  • 緊急時はどこへどのように連絡するか確認しておく

LINEモバイルは今後も使い続ける?

色々と書いてきましたが、「LINEモバイル×スマホ」の組み合わせは今のところは問題なく、現時点ではベストなので、様子を見ながら使い続ける予定です。LINEでのコミュニケーションはやっぱり便利なんですよね〜…。大手通信会社のキッズケータイとは違い、スマホなら成長に合わせて設定を調整したり、格安SIMも気軽に変更できるのも◎。中学生になると環境もかなり変わると思うので、その都度設定を見直していこうと思います!

子供のスマホ戦争はまだまだ続きます。(to be continued)