オススメのiPad手書きノートアプリを厳選!機能や特徴を比較してみました

 2019.07.05  2019.08.09

この記事では、iPad大好きな私が、実際に使ってみて良かった手書きノートアプリをご紹介します!

ここで取り上げる手書きノートアプリのほとんどが有料なのですが、どれも「お金を払ってもいい」と思えるほど優秀で、仕事や勉強、もちろんプライベートでも使える、アナログのノートがわりにメモを取ることに特化したノートアプリをまとめています。いわゆる「お絵描き」アプリは含まれていません。

この記事の最後では、ご紹介した手書きノートアプリの機能をまとめた表を掲載したので、アプリ比較の参考にしてもらえると幸いです。自分に合った手書きノートアプリが見つかりますように!

ひとつだけすすめるなら「GoodNotes 5」

GoodNotes 5の書き方例

私が今メインで使っているGoodNotes 5は、手書きメモ・PDF管理・検索のどれを取っても優秀で、私にとっては非の打ち所がほとんどない万能ノートアプリです。ノートアプリを一つだけすすめるとしたら、GoodNotes 5を選ぶでしょう。

GoodNotes 5
開発元:Time Base Technology Limited
¥960

ノートアプリの肝と言ってもよいペンの書き味や追従性はピカイチで、遅延を感じることなく滑らかにスラスラ〜と書けます。ノートだけでなく、PDFやWordといったドキュメントを読み込んで注釈を書くことも可能です。また、検索性にも優れており、全フォルダを横断して、かなり正確に手書き文字を検索することができます。

GoodNotes 5のカバー全種類

表紙や用紙テンプレートの種類が増え、アップデートでデザインも洗練されました!

GoodNotes 5の3種類のペン

ペンの種類は多くはありませんが、書き味は良好で、ストレスなくメモや図が書けます。ノートを取るなら、3種類でも十分です。

GoodNotes 5の特徴

  • ベクターインクエンジンを採用した滑らかな書き心地
  • 無制限にフォルダ・サブフォルダを作成でき、ノート管理も楽々
  • スクロール方向(縦・横)を選べる
  • 全ライブラリから検索可能
  • 用紙テンプレートのサイズが豊富(A7/A6/A5/A4/A3/タブロイドなど)

GoodNotes 4から使い続けていますが、GoodNotes 5になって格段に使いやすくなりました!デザインも洗練され、見た目もスッキリ。仕事やプライベートで大活躍です。時々ストレージサービスからPDFを読み込めないことがあるのが気になります。動作が安定したら最強のノートアプリ間違いなし!今後のアップデートに期待してます。

GoodNotes 4ユーザーは無料でGoodNotes 5に無料でアップグレードできますので、ぜひ試してみてくださいね。GoodNotes 5については、以下の記事で詳しくまとめています。

デザイン性の高い「Noteshelf 2」

Noteshelf 2の手書き記入例

Noteshelf 2もGoodNotes 5とほぼ同じような機能が備わっており、甲乙付け難い良アプリです!アップデートも頻繁にされていて、以前はGoodNotes 5にしかなかった「手書き文字検索」や「手書き文字をテキストに変換する機能」が実装されるなど、開発姿勢も良好です。

Noteshlef 2
Noteshelf 2
開発元:Fluid Touch Pte. Ltd.
¥1,200

Apple Watchでの音声入力、Evernoteとの同期、録音機能、パスコード設定など、GoodNotes 5にない機能も搭載されています。ノートのカバーや用紙テンプレートも充実しており、スケジュールやTo Doリストなど、ちょっと変わったテンプレートもあります。カバーやテンプレートはアップデートで時々追加されます。

  • Noteshelf 2 カバー(表紙)の種類
    カバーのデザインが可愛い!
  • Noteshelf 2 ノート用紙の種類
    用紙テンプレートも多種多様

Noteshelf 2の特徴

  • デザイン性の高いノートカバーや用紙テンプレートが豊富
  • 録音機能
  • Evernoteと同期可能
  • パスコード設定
  • Apple Watchで音声入力可能

デザインが好みなので、GoodNotes 5が出る前によく使っていたのですが、ほんの少〜しペンの遅延がある気がします。それがなければ完璧なのですが…ペンの追従性が若干気になります。ペンは4種類で、どれも使いやすいです。アナログ感のある鉛筆でお絵描きすると雰囲気出ます。

Noteshelf 2の詳細については、以下の記事をご覧ください。詳しい使い方やサンプル画像も載せています。

安定した動きで安心して使える「GoodNotes 4」

goodnotes4の手書きサンプル

GoodNotes 5の前身であるGoodNotes 4もまだまだ使えます!基本的な機能はGoodNotes 5と同じですが、5ではまだ実装されていない、Dropboxなどのクラウドストレージサービスでの「自動バックアップ」機能が使えます。

GoodNotes 4
開発元:Time Base Technology Limited
¥960

iTunesのアプリレビューを見ると、GoodNotes 5の不具合や不安定さを訴えるユーザーが目につきますが、GoodNotes 4は5の目新しい機能がない分、アプリとしての安定さはGoodNotes 4に軍配が上がるかも。

GoodNotes 4から5へは無料でアップデート可能で、アップデートしても両方のアプリを利用できるので、2つ使い比べてみてもいいですね。GoodNotes 4のデータをGoodNotes 5にインポートすることも可能です。(逆は不可) 私も2つインストールして使っています。

GoodNotes 4の方がインターフェースデザインや使い勝手がよいというユーザーもおり、人気は根強いです。

  • GoodNotes4のPDFサムネール一覧
    PDFの全ページサムネール
  • GoodNotes 4のPDFアウトライン(目次)
    テキストによるPDFアウトライン(目次)

GoodNotes 4の特徴

  • 自動バックアップ機能(Box/Dropbox/OneDrive/Googleドライブ)
  • サムネールが大きく見やすい
  • 大量のPDFもサクサク管理できる
    →なぜかGoodNotes 5では読み込めないPDFがある…。
  • バグが少なく安定した動作

GoodNotes 5で満足しているので、今は出番が減ってしまいましたが、一時期はかなり頻繁に使っていました。自動バックアップ機能はやはりあると安心です。GoodNotes 5でも実装されるといわれていますが、不具合の修正や機能追加の速度が遅いので、GoodNotes 5が安定するまで4を使い続けるという手もあり。

手書き文字がリアルタイムでテキストとして認識される「MyScript Nebo」

MyScript Nebo 文章のジェスチャー

手書き文字をダブルタップするだけで、あっという間にテキスト変換される、すごいアプリです!手書き文字の上に、リアルタイムでテキストに変換されていく様子が見えるので、間違いを修正しながら書けます。

MyScript Nebo
MyScript Nebo
開発元:MyScript
¥960

MyScript Nebo 手書き文字をテキストに変換する

ジェスチャーと書式設定に従ってタイトルや段落、箇条書きを記入すれば、ダブルタップ、もしくはメニューの「変換」で構造化されてテキストに変換されます。

例えば、H1タイトルは文字に二重下線引く、削除は取り消し線・スクラッチアウト、ハイライトは枠で囲む、といった「ジェスチャー」で文字の編集を行なっていきます。慣れると簡単に速くきれいな文章を作成することが可能に。

ジェスチャーや書式設定は、公式のユーザーガイドで確認できます。

≈ 文章のジェスチャー

テキストに変換した後は手書き文字に戻すことはできませんが、手書き文字と同様に、ジェスチャーで修正や変更などの編集が可能です。

MyScript Nebo ダイアグラム

手書きのダイアグラムも、ダブルタップで一瞬にしてきれいに整形されます。サイトマップやちょっとした図形を書くときにも便利ですね。

さらに!計算式も答えを出してくれるという、勉強にもかなり便利に使える機能が揃っています。

MyScript Neboの特徴

  • リアルタイムで手書き文字がテキストとして認識され、ダブルタップでテキストに変換
  • 複数行に渡り計算式を書くことが可能。答えも出力される。
  • 手書き文字検索
  • 書き込むにつれてページが広がるスマートレイアウト
  • iCould/Google Drive/Dropboxで同期可能(要MyScript アカウント)
  • Word(.docx)/テキスト/PDF/HTML形式でエクスポート

他のノートアプリでも手書き文字をテキストに変換する機能はありますが、Neboはリアルタイムで変換後のテキストを確認できるので、間違っていればその場で直せます。スクラッチアウトで消去できるのもすごく便利です。議事録を書いてテキストに変換し、wordで送るなんてこともできちゃいます。

手書き文字と録音音声が連動する「Notability」

Notability 記入例サンプル

Notabilityの基本的な機能は、GoodNotesやNoteshelf 2とほぼ同じですが、他のノートアプリにはないユニークな機能が2つ備わっています。

ひとつは、録音した音声とその時に書いていたノートが連動し、書いた部分をタップすれば、その時に聞いていた音声が再生される機能。もうひとつは、ノートを2つ並べて表示するマルチノート機能です。ノートのバックアップ先も豊富で、ペンの遅延もなく描き心地もとてもよいです。

Notability
Notability
開発元:Ginger Labs
¥1,200

Notability 音声とノートが連動再生

録音しながらノートを書くと、音声とノートが同期して保存されます。音声を再生すると、その時に書いたグレイアウトしているノートに色が付いていきます。また、ノート部分をタップすると、書いた時に聞いていた音声が再生されます。学校の授業や会議などで、とても重宝しそうです!

Notability ノートを2つ並べて表示する

iPad Proでは、アプリを2つ並べて表示する「Split View(スプリットビュー)」という機能がデフォルトで付いていますが、Notabilityでは、アプリ内でノートを2つ並べて表示することができます。この機能は、GoodNotesにもNoteshelf2にもありません。

例えば、左側にNotablilityで読み込んだPDF資料を表示させて、右側でノートを取ったり、ノート同士のコピペも簡単にできちゃいます。

Notability ノートを2つ並べて表示する

ノートを2つ並べて表示するには、ノートを開いた状態で画面左からスワイプして「メモスイッチャー」を表示させ、並べたいノートをドラッグ&ドロップするだけです。この機能はGoodNotesやNoteshelf 2にも欲しいなぁ…。

手書きの図形を簡単に整形・編集することができたり、ピンポイントで消しゴムを使えたりと、その他の機能もよく考えられているな〜と感心してしまいます。

Notabilityの特徴

  • ノートと音声が自動的に同期され、連動して再生できる
  • ノートを2つ並べて表示可能
  • 出力先が豊富
  • 図形を描いた後から、線や塗りの変更可能

GoodNotesやNoteshelf 2を使い込んでから改めて使ってみたNotabilityですが、思っていた以上に高機能でビックリしました。もし私が今学生だったり、会議が多い生活を送っていたら、メインのノートになっていたかも。

デザイン性があまりよくないのと、用紙テンプレートの種類が少ないのが気になる点。ファイル管理もちょっとしにくいです。ただ、状況によっては大活躍する手書きノートアプリだと思います。

Evernoteと自動で同期する「Penultimate」

iPad手書きノートアプリ Penultimate

Evernoteが開発した、無料で使える手書きノートアプリです。Penultimateで作成したノートブックが自動的にEvernoteと同期されるので、Evernoteユーザーには使い勝手のよいアプリとなっています。

Penultimate
Penultimate
開発元:Evernote
無料

用紙テンプレートの種類が豊富で、ノート以外にもストーリーボードやTo Doリスト、カレンダーといったテンプレートも揃っています。上記で紹介したような手書きノートアプリとは違い、PDFの読み込みや録音といった機能はなく、ノートやメモを取ることだけに絞ったシンプルな設計となっています。

iPad手書きノートアプリ Penultimate

ペンは一種類のみで、太さは5種類。太さは任意に変更することはできません。万年筆のような書き味で、インクの溜まり具合がアナログ感を醸し出しています。この辺りは好みが分かれるかも?

iPad手書きノートアプリ PenultimateとEvernoteの連携
Penultimateでノートブックを2冊作成してみる

上の画像のようにPenultimateでノートブックを作成すると…。

iPad手書きノートアプリ PenultimateとEvernoteの連携
Penultimateで作成した2冊がEvernoteに追加されてます

EvernoteでもPenultimateで作成したノートブックが自動的に作成され、ノートが画像として貼り付けられます。Penultimateで修正した内容もちゃんと反映されますよ!

Penultimateの特徴

  • ノートブックがEvernoteと自動で同期される
  • カバーは一種類だが、用紙テンプレートは種類が豊富
  • PDF形式で出力可能
  • Evernoteのリンク作成が可能

Evernoteヘビーユーザーで、とにかく手書きメモを即座にEvernoteで保存したい人にはもってこいです。しかも無料!Evernoteは手書き文字も検索対象に含まれるのですが、私が試した時はうまく検索されませんでした。Evernote本体でも手書きメモが書けますが、Evernoteの用紙はドットのみとなっています。

iPad手書きノートアプリ 機能の比較まとめ

この記事でご紹介した手書きノートアプリの機能を比較してみました!バックアップは「同期」をバックアップとしているアプリがあったり、もしかしたらできる・できない機能があるかもしれない…とちょっとあやふやな部分もありますが、ご容赦くださいませ…。

以下は執筆時点での機能ですので、今後のアップデート等で内容が変更になることもご了承ください。

  GoodNotes 5 Noteshelf 2 GoodNotes 4
デザイン性
ペンの追従性
ペンの種類 3種類 4種類 2種類
表紙と用紙の種類
外部テンプレート
読み込み
検索性
手書き文字検索
PDF管理
録音 × ×
同期 iCloud iCloud/Evernote iCloud
出力形式 PDF/PNG/GoodNotes形式 PDF/PNG/Noteshlef形式 PDF/PNG/GoodNotes形式
バックアップ Dropbox/Googleドライブ等 Dropbox/Googleドライブ/OneDrive/Box Dropbox/Googleドライブ/OneDrive/Box
  Notability nebo Penultimate
デザイン性
ペンの追従性
ペンの種類 2種類 1種類 1種類
表紙と用紙の種類
ダウンロード可能
外部テンプレート読み込み ×?
検索性
手書き文字検索
PDF管理 × ×
録音 × ×
同期 iCloud iCloud/Googleドライブ/Dropbox
MyScript アカウント(無料)が必要
Evernote
出力形式 PDF/RTF/Notability形式 Word(.word)/テキスト/PDF/HTML PDF/Evernoteのリンク形式
バックアップ Dropbox/Googleドライブ/OneDrive/Box/WebDAV iCloud/Googleドライブ/Dropbox(同期) Evernote

さいごに

どれも個性豊かな手書きノートアプリばかりで、どれを使おうか迷ってしまいますよね。もちろん無料のノートアプリもありますが、本格的に使っていこうとすると、やっぱり物足りなく感じてしまいます。

ひとつだけに絞って使うのではなく、例えば、メインはGoodNotes 5を使い、重要な会議ではNotability、テキスト文書を作成する場合はNeboといったように、状況に合わせて使い分けるのがよいかと思います。アナログのノートも使い分けますもんね。

というわけで、私が実際に試した手書きノートアプリのご紹介でした!

【番外編】 私はこう使っている!ノートアプリの活用方法

ノートアプリでは、仕事でアイディアやラフを描いたり、PDFの資料を管理する以外にも、子供の作品やプリント、マニュアルを管理したりと、色々な使い方をしています。

私のノートアプリの活用方法については、以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひご覧ください!

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