【GoodNotes 5】自動バックアップ(Auto-Backup)の設定方法と使い方
人気ノートアプリ「GoodNotes 5」で、遂に待望の自動バックアップ機能が実装されました〜!
GoodNotes 4は自動バックアップ機能がついていましたが、GoodNotes 5では実装されずにリリース。「自動バックアップは今後実装予定」という開発陣の言葉を信じて待つこと1年。ようやく自動バックアップのアナウンスが来ました!
GoodNotes 5は2019年1月15日にリリースされたので、ほぼ丸1年かかったことになります。これで本当に「最強」のノートアプリとなりました。
というわけで、この記事ではGoodNotes 5の自動バックアップ方法を説明します。自動バックアップ以外のバックアップ方法については、以下の記事をご参考ください。
目次
GoodNotes 5の「自動バックアップ」でできること
GoodNotes 5の「自動バックアップ」は、「Dropbox / Google ドライブ / OneDrive」のクラウドストレージにノートを自動でバックアップしてくれる機能です。保存形式はPDFと、GoodNotes 5で編集可能なGoodNotes形式の2種類で、どちらか一つ、もしくは両方のバックアップが可能です。GoodNotes 4ではどちらか一つだったので、両方の形式で一度にバックアップが取れるのは嬉しいですね。
GoodNotes 4同様、自動バックアップをさせないフォルダやファイルを指定することもできます。
GoodNotes 5の自動バックアップ設定方法
GoodNotes 5の「自動バックアップ」は、バージョン5.4.0以上のiOS / iPadOSで使用が可能となるので、まずは最新バージョンにアップデートされていることをご確認ください。
GoodNotes 5の自動バックアップを有効化する
GoodNotes 5を最新バージョンにアップデートしたら、「書類」画面の右上にある歯車アイコンをタップし、「設定」を選択します。
「設定」ウィンドウの中の「自動バックアップ」をタップします。
「自動バックアップ」を有効化します。これで自動バックアップができる状態になりました。
クラウドストレージと連携する
「自動バックアップ」を有効化した後に「自動バックアップ」画面に戻り、「クラウドストレージ」をタップします。
「Dropbox / Google ドライブ / OneDrive」の3種類のクラウドストレージからバックアップ先を選択します。
今回はDropboxと連携してみます。バックアップ先をDropboxに指定し、自動バックアップ画面に戻った後「Dropboxにサインイン」をタップします。
Dropboxのアプリが立ち上がり、GoodNotes 5のDropboxへのアクセス許可を求めるウィンドウが表示されるので、「許可」をタップします。(Dropboxのアプリはあらかじめインストールしておきます)これで、GoodNotes 5とDropboxが連携されました!
バックアップの保存形式を指定する
「自動バックアップ」画面の「ファイルフォーマット」をタップして、バックアップの保存形式を指定します。前述のように、バックアップファイルは「PDF」か「GoodNotes形式」の二つ中から一つ、もしくは両方を選択できます。
ファイル形式を指定すると、自動的にバックアップが始まります。あとはバックアップ完了まで待つだけ!
バックアップの進捗状況も表示されます。PDFとGoodNotes形式の両方をバックアップしてみましたが、結構時間がかかりました。自動バックアップは初回のみ時間がかかり、1回バックアップを行った後は更新されたファイルのみバックアップされるので、バックアップ時間は短くなります。
上の画像のように、Dropbox上に全てのフォルダとノート・ファイルが保存できました!
「PDF」と「GoodNotes形式」のどちらでバックアップを取るか悩むところですが、以下のファイル形式のメリット・デメリットを考慮した上で決めるのがよさそうです。クラウドストレージに余裕があれば両方バックアップを取ると安心です。
自動バックアップの保存形式の違い
- PDF
GoodNotes以外のアプリでも閲覧が可能。GoodNotes 5では検索できるが、編集は不可。 - GoodNotes形式
GoodNotes 5で編集が可能。GoodNotes 5がインストールされていない端末では閲覧不可。
その他の設定
デフォルトでは「GoodNotes」という名のフォルダにの中にバックアップファイルが保存されます。「自動バックアップ」画面の「バックアップ先フォルダ」をタップするとフォルダ名の変更ができます。「GoodNotes/backup/…」というように「/(スラッシュ)」を入れてサブフォルダーを指定することも可能です。
「除外されたフォルダ/ファイル名」の項目では、自動バックアップの対象外としたいフォルダやファイルを指定できます。
GoodNotes 5の自動バックアップとiCloud同期の違い
自動バックアップとiCloudでの同期の違いは以下の表の通りです。自動バックアップはノートのコピーをクラウドストレージに保存する「一方通行」のバックアップで、iCloud同期は最新のノートを常に別の端末で同期する「双方向」のバックアップとなっています。
自動バックアップ | iCloud同期 | |
---|---|---|
端末同士の同期(iPad/iPhone) | × | ◯ |
クラウドストレージへのアクセス | ◯ | × |
クラウドからのファイルの再読み込み | 手動 | 自動 |
GoodNotes 5の自動バックアップの詳細については、以下の公式ページもあわせてご参照ください。
How to use auto-backup to automatically create a copy of your documents in the cloud
GoodNotes 5の使い方とノートアプリ活用方法
GoodNotes 5は手書きでノートやメモが残せて、大量のPDFファイルもスムーズに読み込めるので、仕事やプライベートでかなり頻繁に使っています。GoodNotesの特徴や活用方法について色々と書いているので、是非ご覧くださいませ〜。
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私はこう使っている!ノートアプリの活用例
ノートアプリでは、仕事でアイディアやラフを描いたり、PDFの資料を管理する以外にも、子供の作品やプリント、マニュアルを管理したりと色々な使い方をしています。
私のノートアプリの活用方法については、以下の記事で詳しく紹介しています。
GoodNotes 5以外のおすすめ手書きノートアプリ
私が実際に使ったiPad手書きノートアプリを以下の記事でまとめています。どのノートアプリを使うか迷っている人や、他のアプリとの違いを知りたい人へ!
イラストや絵を描きたいときは、お絵描き・イラスト制作アプリを使おう!
ノートアプリは、メモやノートを取ったり文書を管理するのには最適なのですが、本格的にイラストや絵を描くのにはあまり向いていません。イラストや絵を描く場合は、ブラシや素材が豊富なお絵描き・イラスト制作アプリをおすすめします。
iPadが紙のような描き心地に!おすすめの保護フィルム
ノートアプリを使うなら、本物の紙に書いている感覚に近づくペーパーライクのiPad保護フィルムがおすすめ。フィルム表面のザラつきによりペン先にわずかな抵抗が生まれ、細かい部分が書きやすくなります。
\様々な紙の質感・サイズが揃ってます!/
私が実際に試した保護フィルムを以下の記事で紹介しています。メーカーによって書き心地がかなり違いますので、ぜひご参考ください。